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ニューヨーク, 2013年9月13日 - (ACN Newswire) - ビジネスや専門家向けの世界的な情報サービス企業であるトムソン・ロイターは本日、企業がグローバルに規制要件を満たすための機能を大幅に強化したことを発表しました。新しいWorld-Checkリスク・インテリジェンス・リソースへの投資、GoldTierのクライアント・オンボーディング・ソフトウェアの統合、さらなるサービスの追加により、金融サービスおよび多国籍企業にて増加するグローバルな顧客基盤において、顧客確認(KYC)に準拠することを支援するものです。
2012年、米国財務省外国資産管理局(OFAC)は561の事業体を制裁リストに追加しました。そのうち181の事業体は既にトムソン・ロイターが提供するWorld-Checkリスク・インテリジェンス・データベースに掲載されていました。すなわち、World-Checkを利用する5,000以上の組織(上位50行のうち49行を含む)には、OFACの制裁リストに掲載される数ヶ月前からリスク指標が表示されていました。
重要なことは、過去12ヶ月において、トムソン・ロイターではWorld-Checkデータベースを拡張・維持するための幅広い研究能力にさらなる投資を行ったことです。大幅な研究能力の強化により、60以上の言語のネイティブスピーカーから構成されるチームが、400を超える制裁・ウォッチ・規制強化リストを、240ヶ国および領域において、400,000時間以上モニタリングしています。調査チームの専門家たちは次のようなトピックに焦点を当てています。政治的に影響力のある人物、国有企業、国内および国際的な制裁、ナラティブ・サンクション、法律・規制の施行、ネガティブ報道、金融犯罪、海洋・船舶、地域的な組織犯罪、国際テロリズムおよび反政府活動、中国における組織犯罪、中東問題。これらの問題はすべて品質保証チームのスペシャリストによって実証されています。
トムソン・ロイターでは最近、拡張したKYCオンボーディング・サービスに対する規制当局および顧客の需要に対応するために、Accelusスクリーニング・リゾリューション・サービス(SRS)を開始しました。SRSでは、トムソン・ロイターの有する独自のリサーチ、ソフトウェア、専門知識を組み合わせ、同社リサーチ・アナリストの専門家チームが管理する、World-Checkリスク・インテリジェンス、スクリーニング・オンライン・ソフトウェア、カントリー・チェック・リサーチ、IntegraScreen Enhanced Due Diligence(EDD)などの同社アセットで機能するアウトソーシングされたリスク・スクリーニング・サービスを提供します。このサービスは、金融サービスおよび幅広く企業マーケットの顧客が迅速に新しい顧客および既存の顧客を調査したり、全体のコストを下げ、なおかつ品質が保証された完全な監査証跡を規制当局向けに作成するなどの支援を行います。
新しいSRSサービスのほかにも、トムソン・ロイターでは、GoldTierのクライアント・オンボーディング・ソフトウェアを統合することを発表しました。これは、金融サービスセクター向けに、フロントオフィスからバックオフィスまで、新しいエンド・ツー・エンドのクライアント・オンボーディング・サービスを提供し、効率性および整合性を高め、コストを削減します。GoldTierのフレームワークでは、方針・プロセス・ドキュメント・データ管理を共通のプラットフォームに統合します。
トムソン・ロイターの既存のソリューションで、現在進行中の顧客のスクリーニングおよびモニタリングに用いられる、World-Check、IntegraScreen Enhanced Due Diligenceレポート、ソフトウェア・プラットフォームを、GoldTierの幅広いKYCコンプライアンス・プラットフォームに統合することにより、顧客が享受する価値を加え、顧客の業務および規制当局の期待に沿う一層強力なソリューションを提供していきます。
トムソン・ロイター ガバナンス・リスク・コンプライアンス部門 マネージング・ディレクターのMark Schlageterは、次のように語っています。「ここ最近、企業において、オンボーディング段階のみならず、顧客との生涯にわたる関係のなかで顧客をより知ることを課せられるデューデリジェンスの負担は、急激に高まっています。トムソン・ロイターが提供しているマネーローンダリング対策、反腐敗、FATCAおよびKYC製品やサービスは、反腐敗プログラムの中核をなすマネーローンダリング対策や制裁コンプライアンスとして、当社顧客のオペレーション・チームがリスク・スクリーニングや顧客デューデリジェンスを実施するためのポイント・ソリューションとして使われています。最近では、FATCAなど税務コンプライアンス対策にも用いられています。新法律が施行されるなか、業界では、追加的デューデリジェンス要件を網羅し、規制リスクを犯すことなく、コストを削減できるより包括的なKYCソリューションが求められています」
「GoldTierの幅広いKYCコンプライアンス・プラットフォームに統合することにより、顧客が享受する価値を加えることができ、顧客の業務に沿う一層強力なソリューションを提供してまいります。トムソン・ロイターではまた、この業界最高のソリューションに関連して新しいKYC管理サービスを市場に提供するという戦略を加速していきます」
トムソン・ロイターのAccelusは、企業が増加する規制を理解し、それに準拠することを支援します。また、リスクおよび機会に基づき対処法を決定するのに必要な知識およびツールを提供することにより、企業がより効率的に事業を経営するための支援を、戦略的な側面および運営面の両方から実施します。これは、全体的で統合された方法で、組織内におけるガバナンス・リスク・コンプライアンスプロセスを結びつける規制、リスク・コンテンツ、分類法、設定可能なワークフロー技術を独自に組み合わせることで可能になります。
トムソン・ロイターは、マネーローンダリング対策ソリューションでは、Chartis RiskTech Quadrant(TM)の「Best of Breed」を受賞しました。オペレーショナル・リスク・マネージメント・システム部門では同じくChartis RiskTech Quadrant(TM)のカテゴリー・リーダーに選出されました。エンタープライズ・ガバナンス・リスク・コンプライアンス・システム部門では同Chartis RiskTech Quadrant(TM)のカテゴリー・リーダーに選ばれ、またGartner, Incより、「Enterprise Governance, Risk and Compliance Platforms Magic Quadrant」においてリーダー・クアドラントに位置づけられました。さらに、トムソン・ロイターは「Operational Risk and Regulation Awards 2013」において「Operational Risk Software Provider of the Year Award」に選ばれました。
トムソン・ロイターについて
トムソン・ロイターは企業と専門家のために「インテリジェント情報」を提供する企業グループです。業界の専門知識に革新的テクノロジーを結びつけ、世界で最も信頼の置かれている報道部門をもち、ファイナンシャル・リスク、法律、税務・会計、知財・医薬・学術情報、メディア市場の主要な意思決定機関に重要情報を提供しています。本社をニューヨークに、また主な事業所をロンドンと米国ミネソタ州イーガンに構えるトムソン・ロイターは、100カ国以上に約60,000人の従業員を擁しています。トムソン・ロイターの株式はトロント証券取引所およびニューヨーク証券取引所に上場されています。詳細情報については、 http://thomsonreuters.com をご覧ください。
お問い合わせ先
Alan Duerden GRC and Marketplaces パブリック・リレーションズ ディレクター +44 20 7542 0561 +44 7825282483 alan.duerden@thomsonreuters.com
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