|
Tuesday, 19 March 2013, 20:00 HKT/SGT | |
| | | | Source: Alcantara | |
|
|
|
イタリア大使館で日本のテクノロジーとイタリアのアートを融合して生まれたアルカンターラのブランド戦略を発表;アルカンターラがテクノロジーという冷めた世界を美そのものへと変貌させる |
東京, 2013年3月19日 - (ACN Newswire) - 多様な用途のカバーリング素材であるアルカンターラは、1970年代初頭に東レに勤務していた岡本三宜氏が発明したものです。1972年には、東レとイタリアの化学会社 ENI が提携してイタリアを拠点とする会社、アルカンターラ社を設立しました。この新会社によってこの素材は変貌を遂げ、今やイノベーションと成功の歴史を築き上げ、「メイド・イン・イタリア」の精神と価値をまさに表現しています。
| 伊・アルカンターラ、A・ボラーニョ会長兼CEOが来日 |
このほどアルカンターラのアンドレア・ボラーニョ会長兼CEOが来日し3月19日に、長年にわたるこの成功を祝うイベントとして「イタリアのアートと日本のテクノロジーの融合」と題し、イタリア大使館ドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使の主催で行われました。イタリア大使館は、イタリアと日本の融合によるビジネスの成功を発表するのに最適な場所となりました。
ボラーニョ会長兼CEOは、「成功の鍵はいかにしてテクノロジーを使うか、その決定にかかっています。アルカンターラが同様のテクノロジーを持つ同業者と違うところは、いかにそれを全事業プロセスに統合させていくかの方法にあります」と述べているように、この40年間のアルカンターラの成功において、テクノロジーは重要な役割を果たしてきました。ボラーニョCEOの言葉はイノベーションをより広範囲に捉えたコンセプトであり、様々な段階で形を変化しながらも確たるガイドラインとしてアルカンターラの経営に採用されています。
まず最初の段階では、イノベーションはテクノロジーの継続的な向上ということに関心が注がれ、素材のもともとの限りない可能性のおかげで、アルカンターラは無数の表情を作り上げていきました。実際に、アルカンターラはしなやかで柔軟性がありながらも、強靭で耐久性があり、通気性に富み、さらに洗濯が可能で汚れを落としやすく、繊細で、カラーバリエーションも豊富です。さらに、エンボスやレーザーカット、プリント、パーフォレーション、ラミネーション、電磁または熱によるウエルダリング、モールディングなど様々な技術を用いて付型加工ができます。
さらにイノベーションは「テイラー(仕立て)」という言葉に進化します。それは偉大なるルネッサンス期に誕生した、一つ一つ丁寧にオーダーメイドで衣服を作り上げる上質なイタリアの伝統に根ざしたものです。「テイラー」プロセスは、顧客のニーズおよび使われる用途に応じて、高品質のオーダーメイドを作り上げていく能力に適合します。アルカンターラはどんな厳しい要求を突き付ける顧客のニーズにも対応し、さまざまな顧客が要求する厳しい品質基準も達成する高度で革新的なソリューションを提供できるのです。
アルカンターラは、競争の激しい自動車業界で当初より使用されています。その多様性と耐久性は、気品と実用性、快適性が欠かせないこの業界にまさに相応しいものです。座席およびダッシュボード、天井、ドアパネル、ハンドルなど様々なところに使われます。特にホールド性を求められるところには最適です。現在では、数多くの自動車モデルにこの素材が採用されており、天然の革よりも優れた素材として選ばれてもいます。
自動車業界のほかにも、その素材の特性ゆえに、高級ヨットやクルーザー、家具・インテリア、ファッション、さらに最近では電子機器など、幅広く使われています。
この素材の最も魅力的かつエクサイティングな特徴として、使用範囲が無限の可能性を秘めていることが挙げられます。そのために、若手のファッションデザイナーたちの注目を集めています。こうした最先端のスタイルや新たな流行を生み出す優秀な若者たちは、日々イノベーションに取り組む企業にとって欠かせない存在となっています。彼らは、素材に優れた多様性やこれまでにない自由な表現力があることを理解する力を持っているからです。また、彼らは美的感覚や美しさの価値の追求、環境に対する配慮(環境の記事をご参照ください)など、当社が具現化する前向きな価値観に惹かれているのです。
ファッション業界との特別な関係は、アルタ・ローマがボーグ・イタリアと協力して着想し創りだした「Who is on Next?」に、2011 年度よりアルカンターラ社も参画したことに裏付けられます。受賞者の作品はローマで公開されたのち、イタリアのファッション展示会であるミラノ・ウニカの当社のブースで飾られます。ミラノ・ウニカは最もクリエイティブな国際的デザイナーに最新のトレンドとイノベーションを披露する場です。
アルカンターラ社と若き才能あるデザイナーとの間で永年にわたり培われた取組みが、アクセサリー・コレクションの製作という形で実を結び、2012 年フィレンツェのピッティ・ウオモで「A di Alcantara(R)(ア・ディ・アルカンターラ)」として披露されました。このコレクションによって、アルカンターラを使った驚くべき作品群が創作され、美しさの追求とテクノロジーのイノベーションとが完璧に融合したことが、まさに証明されたのです。今日では、この若き流行の先端をいくデザイナーたちのおかげで、売ること以上に創造性を重要視する世界的なセレクト・ショップにアルカンターラは並んでいます。こうした特別なお店で売られることにより、この特殊なカバーリング素材が、ファッション業界においてより一層洗練された製品として認知度を高め、評価を上げることになっています。
アルカンターラ社とデザイン界がお互いに正しく理解しあっていることを考えると、今日アルカンターラが電子機器業界で注目されるのは当然のことと言えます。この業界では、ブランドが溢れ競争が激化するなかで、デザインが新たな付加価値として重要になっているからです。技術的性能に優れ、なおかつファッション性に富んだ製品を創り出す能力があるからこそ、アルカンターラ社は激しい競争に打ち勝つことができているのです。
さらにアルカンターラ社のイノベーションは、独自のリサーチ・センターやテクニカル・マーケティング部門、スタイル・デザイン部門などの社内組織や資産が支えています。これこそが、アルカンターラをイタリアの誇りと評されるようになったビジネス・コンセプトを築き上げた重要な秘訣なのです。
* タイトルにある「イタリアのアート」は、イタリアのART(芸術)とHEART(心)の両方の意味が込められています。
アルカンターラとは
1972年に設立された、本社をミラノに置くアルカンターラ(R)の生産・企画・販売を行う会社です。製品の生産と加工はウンブリア州ネラ・モントロにある450,000 m2規模の工場で行っています。アルカンターラ(R)は、独自技術を結集して生まれた、画期的なカバーリング素材です。アルカンターラ(R)は、自動車、ファッション、家具、インテリア、クルーザー業界などさまざまな 分野のリーダー企業により選ばれ、採用されています。優れた感覚特性、外観の美しさ、特殊機能性を 持つと同時に、環境保護を最重視し、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルを提供します。アルカンターラ(R) (Alcantara(R))は、アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標です。アルカンターラ社は、「カーボン・ニュートラル」認証を取得しています。そのために、アルカンターラ(R)の全製造工程及び製品ライフサイクルから排出される二酸化炭素排出量の削減に努め、国連の推奨する再生可能 エネルギーのプロジェクトへの財政支援を行っています。 www.alcantara.com
国際規格の取得認証: - UNI EN ISO 9001(2008年取得認証): 品質マネージメントシステムの国際規格 - ISO/TS 16949(2009年取得認証): 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格 - UNI EN ISO 14001(2004年取得認証): 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証 - エコテックススタンダード100(1994年取得認証): 製品との接触が人体に害を与えないことを保証 - Authenticity認証: インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証 - SA8000認証(2008年3月認証取得): 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格 - カーボン・ニュートラル認証(2010年取得認証): 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化
本資料及び写真などに関するお問い合わせ先: (株)井之上パブリックリレーションズ アルカンターラ広報担当: 渡辺・小島・ベーカー 〒160-0004 東京都新宿区四谷4-34 新宿御苑前アネックス2階 Tel: 03-5269-2301 Fax: 03-5269-2305 Email: alcantara@inoue-pr.com
トピック: Business Plan
Source: Alcantara
https://www.acnnewswire.com
From the Asia Corporate News Network
Copyright © 2024 ACN Newswire. All rights reserved. A division of Asia Corporate News Network.
|
|