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富士通が国際体操連盟とパートナーシッププログラムを締結、ICTで体操競技の発展に貢献 |
東京, 2018年11月20日 - (JCN Newswire) - 体操競技や新体操などの競技を統括する国際団体である国際体操連盟(本部:スイス ローザンヌ、会長:渡辺守成、以下、FIG(注1))と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下、富士通)は、体操競技において、より公平かつ正確でリアルタイムな採点支援の実現を目指し、採点支援システムの実用化に向けて共同で開発に取り組んできました。このたび、FIGは同システムを採用することを決定しました。今後、FIGが主催するワールドカップで同システムの実運用テストを実施し、2019年の世界体操競技選手権大会において導入を予定しています。
また、富士通とFIGは新たにパートナーシッププログラムの契約を締結しました。今後、共同で各国体操協会へ同システムの導入を促し、採点支援のほか、トレーニング、教育の分野での活用を推進します。
FIGは、世界各国の体操関連団体を統括し、競技規則の制定や国際大会の主催をしています。富士通は、国内トップのICTベンダーとしてソリューションサービスを提供することで、ICTを通じた社会課題の解決を目指しています。両者は2017年に提携し、採点支援システムの実用化を目指してきました。
この提携に基づき、両者は、2017年のカナダ(モントリオール)で開催された「第47回世界体操競技選手権大会」において同システムの開発に必要な競技データの取得を国際大会で初めて実施し、2018年のカタール(ドーハ)で開催された「第48回世界体操競技選手権大会」で技術検証を行いました。
今後の予定 2019年にドイツ(シュツットガルト)で開催される「第49回世界体操競技選手権大会」において、一部種目に採点支援システムを導入し、順次適用を拡大する予定です。また、2020年以降の自動採点の実現を目指し、両者で開発を継続します。
採点支援システムの概要 富士通と株式会社富士通研究所(注2)が開発した採点支援システムは、体操競技において、目視による判定に加え、3Dレーザーセンサーを活用して競技者の動作をセンシングし、数値データとして分析することで、より正確な判定を支援します。
パートナーシッププログラムについて 両者は新たにパートナーシッププログラムの契約を締結し、各国が主催する体操競技の国内大会への採点支援システムの導入を進めます。さらに、採点支援にとどまらず、選手育成やエンターテインメント性の追求などICTで体操競技の発展に共同で取り組んでいきます。
1. 採点支援システムのグローバル展開 - FIG主催大会での使用を2019年より開始し、2024年までに体操競技人口の多い加盟国に展開、2028年に向けて全加盟国(146か国)への拡大を推進。
2. 選手育成に向けたICTの活用 - 採点支援システムで培ったテクノロジーや技のデータベース、選手の演技データを活用したトレーニングソリューションの提供。 - 採点ルール浸透と技能向上に向けた審判員向けのE-Learningの開発および活用。
3. エンターテインメント性の向上とファン拡大 - 体操競技のエンターテインメント性を高めるための、テレビ・インターネット向けの放映コンテンツや、試合会場での表示板や来場者のスマートフォン向けシステムの提供。 - データベースの整備、体操競技のファン拡大や収益性向上に向けたデジタルマーケティングの早期実現。 - 世界体操競技選手権大会でのアワードを富士通が新設し、体操競技の人気向上に貢献。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://pr.fujitsu.com/jp/news/2018/11/20.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Fujitsu Ltd
セクター: Electronics, Cloud & Enterprise
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From the Asia Corporate News Network
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