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豊田, 2015年6月15日 - (JCN Newswire) - TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS040 HYBRIDは、第83回ル・マン24時間レースを6位と8位で終え、過酷なレースを戦い抜く信頼性を証明すると共に、優れた高速性能を披露しました。6位に入ったのはアレックス・ブルツ、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイの#2号車。アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴の#1号車は8位でした。
| トヨタ、ル・マン24時間レース TS040 HYBRID 健闘虚しく雪辱を果たせず |
トヨタ自動車は、この厳しい24時間レースを勝ち抜いた1位、2位のポルシェ、3位のアウディに賞賛の拍手を送りたいと思います。
ル・マン24時間レースでの勝利を渇望していたTOYOTA GAZOO Racingとしては、この成績には不満を覚えるしかありませんが、来年のル・マン24時間レース制覇に向けて、TS040 HYBRIDの全領域における改良を約束します。
レースにおける2台のTS040 HYBRIDはコンスタントな走りが出来る性能を証明してくれましたが、ライバルのペースには届きませんでした。2014年に比べ、1周のラップタイムが大きく向上した今年のレースでは、レースモードでのラップタイムを1秒短縮しただけでは戦いには不十分で、上位争いに加わることは出来ませんでした。
レースが5時間目に入った頃、アンソニー・デビッドソンの操る#1号車が遭遇したアクシデントが、TOYOTA GAZOO Racing唯一の躓きでした。GTカーと接触してフロントカウルを壊し、その後ハンドリングに問題が生じました。その結果、#1号車はガードレールに接触し、左後輪のサスペンションにダメージを負ったのです。緊急ピットインで13分かけて前後のボディカウルと壊れたサスペンションを交換、5周遅れでレースに復帰しました。
このアクシデント以外では大きな問題は生じませんでしたが、先頭集団に追いつけなかったことが一番大きなフラストレーションになりました。加えて、20時間に渡るドライコンディションでのレースは、奇を衒った作戦を許さず、コンスタントで高い信頼性、そしてミスのないピット作業が求められました。24時間の休みない戦いは、ピットクルーに大きな肉体的負担をかけましたが、彼らはそれを見事に克服してくれました。
レースが21時間を過ぎた頃、サルト・サーキットは小雨に濡れましたが、レース展開に影響を及ぼすほどのものではありませんでした。この時点では2台のTS040 HYBRIDは7位、8位を走行していましたが、終盤の#9アウディの後退で、#2号車が6位に上がることが出来ました。チェッカーフラッグを受けたドライバーは、#2号車がブルツ、#1号車がブエミでした。成績は不満の残るものでしたが、2台共に以前のル・マンでトヨタ車が走破した距離を超えています。
この結果を持ってTOYOTA GAZOO Racingはドイツ・ケルンの拠点TMGに帰ります。そして、この悔しさを2016年のル・マン24時間レース制覇に賭ける原動力にします。皆様の応援に感謝いたします。今後もTOYOTA GAZOO Racingの戦いにご注目ください。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/mail/8258003
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Toyota Motor Corporation
セクター: Automotive
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