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航空監視レーダーによる車載電子機器の誤動作や耐力を評価 |
東京, 2015年7月21日 - (JCN Newswire) - OKIグループの信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:柴田康典、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、このたび、レーダーパルス※1擬似発生装置を導入し、車載電子機器向け「レーダーパルス試験(600V/m)」の受託試験を7月10日より開始しました。これにより、航空監視レーダーに対する車載電子機器の電磁耐性試験を実施し、お客様の商品開発に寄与します。
| OKI、車載電子機器向け「レーダーパルス試験(600V/m)」を開始 |
近年、自動車には多種多様な電子機器があらゆる部分にシステム化され搭載されています。これらの車載電子機器は、車外で発生する多様な電磁環境により、性能劣化や破壊が生じる恐れがあり、ひいては誤動作が起こる可能性もあります。そのため、車載電子機器は、いかなる電磁環境下においても、故障や誤動作なく正常に動作することを事前に確認しておく必要があります。
そこでOEGは、今回1.2GHz~1.4GHzと2.4GHz~3.1GHz帯の周波数を利用する航空監視レーダーを模擬した「レーダーパルス試験」を提供します。本試験では、電界強度※2が600V/mのレーダーパルスを照射し車載電子機器を評価します。さらにお客様のご希望に沿った、国内外の各自動車メーカー規格のレーダーパルス試験を提供します。
さらにOEGでは、本サービスと共に、欧州の自動車指令 2004/104/ECに対応した「Eマーク取得支援サービス」や国内外自動車メーカーのEMC規格・EMC評価に幅広く対応しており、これらを組み合わせて一括したサービス提供も可能です。
今後もOEGは、お客様のニーズに対応した試験技術の向上や設備の充実を継続的に進め、試験設備を保有しない電子機器メーカーの設計・開発・製造を支援していきます。
【販売計画】 価格: 10万円~/件(税込) 販売目標: 1500万円/年 サービス提供開始時期: 2015年7月10日
【リリース関連リンク】 「車載(電装)EMC試験」紹介サイト: http://www.oeg.co.jp/emc/auto_emc.html
【用語解説】 ※1 レーダーパルス レーダーパルス(Radio Detecting and Ranging pulse)は自ら電波を発射し、その反射波をとらえることにより、キャッチした物標までの距離と方位を正確に測定することができる。 ※2 電界強度 ある地点での届いている電波の強さのこと。 1m当りの電圧(V/m)で表されるが、1uV/mを0dBとしてデシベル値で表されることもある。
概要:沖電気工業株式会社
OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先 OKI 広報部 葛 電話: 03-3501-3835 e-mail: press@oki.com
本件に関するお客様からのお問い合わせ先 OKIエンジニアリング EMC事業部 電話: 0495-22-8411 お問い合わせフォーム URL: https://www.oki.com/cgi-bin/inquiryForm.cgi?p=k039
トピック: Press release summary
Source: OKI
セクター: Media & Marketing, Cloud & Enterprise, IT Individual
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