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愛知, 2015年9月16日 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、ガソリン噴射装置の一つであるインジェクター(ポート噴射式)がグローバルでの累計生産台数10億本を達成したことを記念し、本日、西尾製作所(愛知県西尾市)で記念式典を実施しました。当社は、1972年からガソリンインジェクターの生産を開始しており、43年間で累計生産10億本を達成しました。
| デンソー、ガソリンインジェクター グローバル累計生産10億本を達成 |
当社では、クルマの排ガス浄化のニーズに対応するため、1972年に電子制御式ガソリン噴射装置の量産を開始し、インジェクターについても、同年に量産を開始しました。インジェクターの部品精度が噴射性能を大きく左右するため、量産にあたっては高い加工精度が求められます。このため当時、開発部門だけでなく、生産技術や製造部門が一体となり量産化が進められました。
その後も、排出ガス規制の強化と燃費向上ニーズに対応するため、製品の高性能化と小型・軽量化に取り組み、1999年には12個の噴射孔を持つインジェクターを世界で初めて量産しました。当時、一般的に使われていたインジェクターの噴射孔は4個でしたが、噴射孔の数を増やしつつ小径化することによって噴霧の微粒化を実現し、エンジンの燃焼効率向上に貢献しました。
当社のインジェクターの海外生産は1998年からで、アメリカのテネシーに初めて生産拠点を立ち上げ、その後、アジア、欧州と生産は拡大していきました。現在、日本含め、世界6か国で生産しており、西尾製作所はマザー拠点としてグローバルの生産を牽引しています。
また1996年からは、直噴エンジン用の高圧インジェクターも開発、量産しており、2010年には世界最高レベルの噴霧微粒化を実現しました。現在では、日本、アメリカ、ヨーロッパのカーメーカーに採用されています。
デンソーは、今後も先進的な技術開発とモノづくりに取り組み、より環境にやさしいクルマ社会の実現を目指していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2015/150916-01.html
概要:株式会社デンソー
デンソーは、先進的な自動車技術、システム、製品を世界の主要な自動車製造会社すべてに提供しているトップレベルの自動車部品サプライヤーです。 世界の30以上の国と地域で事業を展開し、11万人以上の社員が、営業・設計・生産などあらゆる部門で現地のカーメーカーやサプライヤーと一体となり、その地域に適した製品づくりを行っています。 2006年度のデンソーグループの連結売上高は、3兆6097億円を記録しました。 詳細はこちらからご覧ください。 www.denso.co.jp
トピック: Press release summary
Source: Denso
セクター: Design Process, Electronics, Engineering, Automotive, IT Individual, Alternative Energy
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