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センサーデータを効率的に収集・可視化し、製造業のビジネスモデル革新を支援 |
東京, 2015年10月14日 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井節生、以下ISID)は、製造業向けIoT(Internet of Things)事業を強化するため、PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq:PTC、社長兼CEO:ジェームズ(ジム)・E・ヘブルマン)の日本法人であるPTC ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原宏昭、以下PTCジャパン)とパートナーシップ契約を締結しました。
本日より、PTCのIoTプラットフォーム「ThingWorx(TM)(シングワークス)」ならびにSLM(サービスライフサイクル管理)※ソリューション「PTC Servigistics(R)(ピーティーシー・サービジスティクス)」を、国内製造業向けに提供開始いたします。
■背景■
現在、世界の産業は大きな転換期を迎えています。ドイツの国家プロジェクト「インダストリー4.0」や、米国が掲げる「インダストリアル・インターネット」など、工場のスマート化やIoTの活用による産業革新が、世界的に加速しています。日本においても、IoTによる製造ビジネス変革をテーマとした政府主導のワーキンググループが発足するなど、世界の流れに呼応した動きが活発化しています。
このような潮流に対応していく上では、生産設備や製品などのセンサーから取得される多種多様なデータを効率的に収集し可視化する仕組み、すなわちIoT基盤が不可欠となります。欧米では、大手製造業を中心にこうした基盤の構築がすでに進み始めており、生産・販売・保全などのプロセス革新に留まらず、データ活用による新たなビジネスモデル創出の動きにまで発展しつつあります。また、このようなIoT基盤を活用して、出荷済み製品から取得されるデータを、アフターマーケットでの保守・保全サービスを含めた製品の付加価値向上につなげる、SLMの概念も浸透してきています。いずれの領域も、日本企業の取り組みはまだ本格化していないものの、今後急速に市場が拡大すると予想されます。PTCが、本領域で世界的に先行するソリューションを有することから、今般の提携に至りました。
■提供ソリューションの概要■
今般の提携を通じて、ISIDが提供開始するソリューションの概要は次のとおりです。
(1) IoTプラットフォーム「ThingWorx」IoT時代に適したアプリケーションを構築、実行するためのプラットフォームです。インターネットに接続した製品から収集した情報を活用するためのアプリケーション開発の期間、コスト、リスクを抑えられます。センサーを積んだ機器からデータを収集し、クラウド上でのデータ蓄積を行い、ビジネス上の価値を見出すためのアプリケーション開発・実行まで幅広くサポートするプラットフォームです。
(2) SLMソリューション「PTC Servigistics」 サービスパーツによる売上/収益を最大化するソリューションです。戦略的、戦術的在庫計画により、サービスパーツの過剰・不足を抑制することで、グローバルで在庫を最適化できます。また、サービスパーツ価格のモニタリングを通して市場、競合、顧客の感度を分析し、最適価格の設定をサポートします。さらにサービスネットワークのパフォーマンスをモニタリング・分析し、在庫バランス、発注、全トランザクションを可視化できます。
■ISIDの製造業向けソリューションについて■
ISIDは、1975年の創業以来、製造業のものづくりプロセスにおける企画、設計開発、生産準備の革新を先進のITソリューションによって支援してまいりました。IoT領域においても、2014年に米国プレディクトロニクス社との提携を発表し、ビッグデータ解析による知的保全ソリューションの提供を開始するなどの事業強化を図っています。今般のPTCとの提携を通じ、世界の潮流にいち早く対応するIoTソリューションを国内で提供することにより、新たな転換期を迎えた日本の製造業のビジネスモデル革新を、強力に支援してまいります。
※ SLM(サービスライフサイクル管理): Service Lifecycle Managementの略。製品出荷後の保守・サービスのプロセスを最適化し、保守・サービスの効率化・高収益化を図っていくこと。
<ご参考情報>
PTCおよびPTCジャパンについて PTCは、製造業のエンジニアリング領域における、世界有数のITソリューションサプライヤーです。様々な受賞歴のあるアプリケーション開発プラットフォームであるThingWorxを中心とするPTCのプラットフォームテクノロジーは、IoTから創出される新たな価値の提供を目指す企業の事業戦略を可能にします。1985年に創業し、現在は28,000社を超える企業をグローバル規模で支援しています。日本法人であるPTCジャパンは、1992年に設立され、国内4事業拠点において、PTCのソフトウエア製品、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。 http://www.ptc.com
関連プレスリリース - ISID、ビッグデータ解析による知的保全ソリューションで米ベンチャーと資本提携~製品・設備の故障を高精度に予測、予知保全分野の最新テクノロジーを国内製造業に提供~(2014年1月31日) http://www.isid.co.jp/news/2014/0131_2.html
<電通国際情報サービス(ISID)会社概要> 社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称: ISID) 代表者: 代表取締役社長釜井節生 本社: 東京都港区港南2-17-1 URL: http://www.isid.co.jp 設立: 1975年 資本金: 81億8,050万円 連結従業員: 2,502人(2015年3月31日現在) 連結売上額: 78,267百万円(2015年3月期) 事業内容: 1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovator をビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】 株式会社電通国際情報サービス エンジニアリングソリューション事業部 冨岡 TEL: 03-6713-7106 E-Mail: g-IoT-SLM@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】 株式会社電通国際情報サービス コーポレートコミュニケーション室 李 TEL: 03-6713-6100 E-Mail: g-pr@isid.co.jp
トピック: Press release summary
Source: ISID
セクター: Cloud & Enterprise, IT Individual
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