English | 简体中文 | 繁體中文 | 한국어 | 日本語
2015年10月23日 12時35分 JST
Share:
    

Source: Hitachi, Ltd.
日立、グローバル展開する製造業向け「TSCMソリューション/IoT」を販売開始

東京, 2015年10月23日 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭)は、グローバルに事業を展開する製造業向けに、IoT(Internet of Things)技術でバリューチェーン全体をデータでつなぎ、モノづくりに関するQCDR*(品質・コスト・納期・リスク)の全体最適化を実現する「Hitachi Total Supply Chain Management Solution/IoT」(日立トータル・サプライチェーン・マネジメント・ソリューション/IoT/以下、TSCMソリューション/IoT)を、10月26日から販売開始します。

日立、グローバル展開する製造業向け「TSCMソリューション/IoT」を販売開始

具体的には、経営管理、設計、製造、サプライチェーンマネジメント(SCM)など、製造業のバリューチェーンを支える各業務システムをクラウド経由で相互に連携させることにより、グローバルに分散する拠点間で、設計や製造設備、部品在庫の状況などに関する情報をリアルタイムに共有し、一体的な生産管理を行うことが可能になります。

今後、日立は製造業のバリューチェーンの全体最適化を支援するサービス群を「Hitachi Total Supply Chain Management Solution」として体系化し、サービスラインアップの拡充と機能強化を推進していきます。

*Quality、Cost、Delivery、Risk

近年、自動車製造業をはじめ、グローバルに事業を展開する企業の生産体制は、新興国に主要な製造拠点を設置する低コスト・輸出型の体制から、市場に近い場所で各地域のニーズに対応した製品を生産・供給する地産地消型の体制にシフトしつつあります。一方、同種の製品においてはコスト最適化の観点から部品の共通化が進み、いったん部品の不具合が発見されると大規模な製品回収につながるリスクも高まっています。

こうした中、企業内およびサプライヤーの人(Man)、設備(Machine)、部品・原材料(Material)という生産の3Mをバリューチェーンの全体にわたって可視化し、QCDRをグローバルに向上することが、製造業における経営戦略上の重要課題となっています。しかし、製造業の活動を支えるさまざまな業務システムは、相互に互換性のないデータ形式や通信手順により設計・構築されているため、バリューチェーン全体を可視化するには専用のツールを個別に開発する必要がありました。

今回、販売を開始する「TSCMソリューション/IoT」では、日立が開発したIoT関連技術を活用し、経営管理、設計、製造、SCMなどの各業務システムの相互連携を実現することで、バリューチェーンの状況をグローバルに可視化します。具体的には、さまざまな業務システムに対応可能なデータ形式変換ツールと通信インターフェースであるデータ連携基盤と共通のクラウド基盤を利用し、さまざまな業務データを収集・蓄積・分析することで、バリューチェーン全体の状況をリアルタイムに共有することができます。

これにより、グローバルに一体的な生産管理を行い、モノづくりのQCDR(品質・コスト・納期・リスク)を最適化することが可能になります。例えば、製品回収が必要となった場合、工場内に蓄積した3Mに関するトレーサビリティ情報から回収の影響範囲を容易に特定し、経営への影響を最小限に抑えることができます。メーカーのみならずサプライヤーまで情報の連携範囲を広げることで、バリューチェーン全体での影響範囲を最小限に食い止めることが可能になります。また、特定拠点の設備の稼働状況に異常が発生した場合、設備の稼働を管理するシステムに異常を通知し、保全システムにメンテナンスの実行を指示するなど、機器の故障に伴う納期遅延や製品品質の低下を抑止することができます。

今後日立は、「Hitachi Total Supply Chain Management Solution」のサービスラインアップを順次拡充するとともに、グループ一体となって各サービスの機能強化を加速し、製造業のグローバルな事業強化を支援していきます。

「Hitachi Total Supply Chain Management Solution/IoT」の価格および提供開始時期

名称: Hitachi Total Supply Chain Management Solution/IoT
価格: 個別見積
提供開始時期: 2016年1月4日

Hitachi SOCIAL INNOVATION FORUM 2015 -TOKYO-での紹介について

「Hitachi Total Supply Chain Management Solution」は、日立が2015年10月29日(木)~30日(金)に、東京国際フォーラムで開催する「Hitachi SOCIAL INNOVATION FORUM 2015 -TOKYO-」において、紹介します。

Hitachi SOCIAL INNOVATION FORUM 2015 -TOKYO- オフィシャルサイト http://hsif2015tokyo.hitachi/

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/10/1023.html

概要:日立製作所

詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。

お問い合わせ先
株式会社日立製作所 情報・通信システム社 エンタープライズソリューション事業部
TSCMソリューションセンタ [担当:森田、倉田、田中]
電話: 03-5471-2066(直通)

トピック: Press release summary
Source: Hitachi, Ltd.


https://www.acnnewswire.com
From the Asia Corporate News Network


Copyright © 2024 ACN Newswire. All rights reserved. A division of Asia Corporate News Network.

 
Hitachi, Ltd. Links

http://www.hitachi.com

https://www.facebook.com/hitachi.global/

https://twitter.com/hitachiglobal?lang=en

https://www.youtube.com/user/HitachiBrandChannel

https://ph.linkedin.com/company/hitachi

Hitachi, Ltd. Related News
Tuesday, 10 December 2024, 19:16 JST
Provision of the First Template Function Adapted to the IFRS Sustainability Disclosure Standards in Japan (IFRS S1 and S2) on the Sustainable Finance Platform
Monday, 9 December 2024, 20:10 JST
Fourteen new trains to drive first rail open access growth
Monday, 9 December 2024, 19:13 JST
Hitachi to supply Japan's first SF6-free 300 kV circuit-breakers to Chubu Electric Power Grid
Monday, 9 December 2024, 12:00 JST
Hitachi, NTT Com Successfully Demonstrate World's First Real-Time Data Synchronization Over 600 km Using Storage
Virtualization Technology and IOWN APN
Friday, 29 November 2024, 12:54 JST
Hitachi Energy to integrate ScottishPower wind farm to power almost one million homes in the United Kingdom
More news >>
Copyright © 2024 ACN Newswire - Asia Corporate News Network
Home | About us | Services | Partners | Events | Login | Contact us | Cookies Policy | Privacy Policy | Disclaimer | Terms of Use | RSS
US: +1 214 890 4418 | China: +86 181 2376 3721 | Hong Kong: +852 8192 4922 | Singapore: +65 6549 7068 | Tokyo: +81 3 6859 8575