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大阪, 2015年11月17日 - (JCN Newswire) - シャープは、ベトナム ホーチミン市パスツール研究所と共同で、容積1m3ボックスの試験において、プラズマクラスター※1技術※2が浮遊する「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス」の感染力を約47分で99%抑制することを、世界で初めて※3実証しました。
「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス」は、2013年4月にWHO(世界保健機関)が、初めてヒトへの感染を公表したウイルスです。ヒトからヒトへ感染する能力を獲得した新型ウイルスに変異し、世界的流行(パンデミック)を引き起こす危険性があるため、厚生労働省より、感染症法で第2類指定感染症に指定されています。
当社は、プラズマクラスターのプラスイオン(H+(H2O)m)とマイナスイオン(O2-(H2O)n)を同時に空中へ放出することで、浮遊するウイルスなどの表面で酸化力の高いOHラジカルとなり、表面のタンパク質を分解してその働きを抑制することに着目。これまで、インフルエンザウイルスのH1N1※4、H3N2※5およびH5N1※6について抑制効果を実証してきました。今回、新たに型の異なるH7N9のインフルエンザウイルスについても同様の抑制効果を実証し、プラズマクラスター技術が多様な型のインフルエンザウイルスに対して有効であることが示されました。
2000年よりプラズマクラスター技術の効果を世界の第3者試験機関と共同で実証するアカデミックマーケティング※7を進め、これまで25の第3者試験機関※8で、ウイルス・カビ・細菌・アレルゲンなどの有害物質の作用抑制や、美肌や美髪などにも効果があることを実証してまいりました。そして、その臨床効果やプラズマクラスターの安全性についても確認※9しています。
当社は、プラズマクラスター技術の進化を促し実証を重ねることにより、社会に貢献してまいります。
なお、本研究の詳細内容は、The Vietnam Association of Preventive Medicine発行Journal of Preventive Medicine(ISSN 0868-2836)にて12月掲載予定です。
ベトナム ホーチミン市パスツール研究所のコメント
今回の共同研究により、プラズマクラスター技術が浮遊する「鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス」を抑制することがわかりました。現在、鳥インフルエンザの変異による大流行(パンデミック)が懸念されています。プラズマクラスターイオンはパンデミック対策に貢献できる有益な技術として期待しています。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://www.sharp.co.jp/corporate/news/151117-a.html
※1 プラズマクラスターはシャープ株式会社の登録商標です。 ※2 容積1m3の密閉空間において平均イオン濃度を約100,000個/cm3とした。 ※3 イオン放出式およびフィルターろ過方式の空気浄化技術において。2015年11月17日現在、シャープ調べ。 ※4 「スペインかぜ」「ソ連かぜ」と呼ばれ、2009年の新型インフルで知られているインフルエンザの型です。現在は「季節性インフルエンザ」とも呼ばれています。 ※5 「香港かぜ」で知られているインフルエンザの型です。現在は「季節性インフルエンザ」と呼ばれています。 ※6 「高病原性鳥インフルエンザ」として知られているインフルエンザの型です。 ※7 技術の効能について、先端の学術研究機関と共同で科学的データを検証し、それをもとに商品化を進めるマーケティング手法。 ※8 2015年11月17日現在。 ※9 LSIメディエンス(株)にて試験。(吸入毒性試験、眼/皮膚の刺激性・腐食性試験、催奇性試験、二世代繁殖毒性試験)
概要:シャープ株式会社
詳細は www.sharp.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Sharp Corporation
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