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主な調査結果 - 3分の1の組織が過去12ヶ月間にデータ漏洩を経験 - ITプロフェッショナルの69%が、境界線防御に失敗した場合、自社データの安全確保に自信がないと回答 - ITプロフェッショナルの66%は権限のないユーザーが自社ネットワークにアクセスできると回答、16%は 権限のないユーザーが自社ネットワーク全体にアクセスできると回答 |
アムステルダム, 2016年6月8日 - (JCN Newswire) - データ漏洩件数が増加傾向にあり、2013年以来、世界中で紛失もしくは盗難に遭ったデータが39億件を超えるにもかかわらず、組織は境界線防御がデータ漏洩対策として効果的であると確信し続けています。これは、デジタルセキュリティの世界的なリーダーであるジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)が本日発表した「第3回年次データセキュリティ信頼感指数」で明らかになった調査結果の1つです。
調査対象となった世界中のIT意思決定者1,100名のうち、61%が自社の境界セキュリティシステム(ファイアウォール、IDPS、AV、コンテンツフィルタリング、異常検出等)が権限のないユーザーをネットワーク外に追い出すのに非常に効果があったと回答しました。しかしながら、69%は境界線防御に失敗した場合、自社データの安全確保に自信がないと回答しています。この数値は2014年の59%、2015年の66%から増加しています。さらに、66%は権限のないユーザーが自社ネットワークにアクセスでき、5人中2人近く(16%)は権限のないユーザーが自社ネットワーク全体にアクセスできると回答しました。
ジェムアルトのデータ保護担当バイス・プレジデントで最高技術責任者を務めるJason Hartは、次のように述べています。「本調査では、境界セキュリティ対策の有効性に関して、実際、認識と現実との間に大きな隔たりがあることが示されています。データ漏洩を防止する時代は終焉を迎えました。しかし、多くのIT組織は引き続き、セキュリティ戦略の基盤として、境界セキュリティに依存しています。新たな現実として、ITプロフェッショナルは、データ漏洩防止からデータ漏洩受容へ発想を転換し、データ自体とデータにアクセスするユーザーを保護することで、データ漏洩の安全性を確保することによりフォーカスする必要があります。」
境界セキュリティは重点事項、だがデータ漏洩の万能薬にはあらず
調査結果によると、IT意思決定者の78%が注目を集めたデータ漏洩事件を受けて、自社の戦略を調整したと回答しました。この数値は2014年の53%、2015年の71%から増加しています。86%が境界セキュリティの予算を増加したと回答し、85%は適切なセキュリティ技術に投資がなされていると確信しています。
境界セキュリティに対する重点的な取り組みにもかかわらず、調査結果ではデータ漏洩防止に関して、多くの企業が直面する現実を示しています。調査回答者の64%が自社で過去5年間にデータ漏洩を経験したと回答し、4分の1以上(27%)が、過去12ヶ月以内にデータ漏洩を経験したと回答しました。2015年にもほぼ同人数(30%)のIT意思決定者が同程度の頻度を報告しました。これはすなわち、組織で境界セキュリティへの投資額が増加したにもかかわらず、データ漏洩件数の削減において、著しい改善がなされていないことを示しています。
Hartは次のように結論付けています。「企業は予算額とその用途に確信を持っていますが、企業が採用するセキュリティプロトコルが期待に沿えていないのは明らかです。境界の保護は重要ですが、組織は境界線防御に失敗した場合、セキュリティに対する階層的アプローチの必要性を実感する必要があります。ネットワークやクラウド内にエンドツーエンドの暗号化や2要素認証などのツールを採用することで、組織全体、そして最も重要なデータを保護することができます。」
レポート全文はこちらよりご覧いただけます。 http://www6.gemalto.com/DSCI
本調査について
本調査はジェムアルトの委託により、テクノロジー部門の市場調査の独立したスペシャリストであるVanson Bourne社によって、米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、インド、日本、オーストラリア、ブラジル、ベネルクス3国、中東のIT意思決定者1,100名を対象に実施されました。回答は、製造業、ヘルスケア、金融サービス、政府、通信、小売、公共事業、コンサルティング・不動産、保険・法律業界の250名から5,000名以上の従業員を擁する組織からそれぞれ得られました。
関連資料
-- インフォグラフィック、レポート、国別データはこちらをご参照 http://www6.gemalto.com/DSCI
ジェムアルトについて
ジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)はデジタルセキュリティの世界的なリーダー企業であり、2015年の年間売上高は31億ユーロを記録し、世界の180ヶ国以上に顧客を有しています。ジェムアルトは、急速に発展し、密接につながったデジタル社会に信頼をもたらします。
当社技術とサービスにより、企業や行政機関は本人認証とデータ保護が可能となり、個人用デバイス、コネクテッド・オブジェクト、クラウド、およびこうしたデバイス・環境間で安全性を保ち、サービスを提供することができます。
ジェムアルトのソリューションは、決済から企業セキュリティ、さらにモノのインターネットまで、現代生活の中心に据えられています。当社は人々、取引、オブジェクトの認証を行い、データを暗号化し、ソフトウェアに価値を生み出します。これにより、当社のお客様は何十億もの人々やモノにセキュアなデジタルサービスを提供することができます。
当社は世界49ヶ国に118の事業所、45の発行センターおよびデータセンター、27の研究所およびソフトウェア開発拠点を構え、1万4千人以上の従業員を擁しています。
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Source: Gemalto NV
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