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クリーンディーゼルへの貢献を評価 |
愛知, 2016年7月6日 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、世界最大の電気・電子分野の国際学会であるIEEE【注1】において、IEEE Medal(Environmental and Safety Technologies)【注2】を受賞し、2016年6月18日(土曜日)にニューヨークで授賞式が行われました。
今回の受賞は、クリーンディーゼル車の普及拡大に大きく貢献する電子制御式噴射システム(以下、コモンレールシステム)を世界で初めて実用化したことが評価されたもので、当社取締役副社長の宮木 正彦、常務役員の篠原 幸弘、竹内 克彦の3人が受賞しました。
デンソーは1995年に世界で初めて、高圧噴射、多段噴射が可能なコモンレールシステムを量産しました。コモンレールシステムは、ディーゼル車の課題であった黒煙排出やエンジン騒音などを大きく低減することで、それまでのディーゼルのマイナスイメージを塗り替え、特に欧州におけるディーゼル乗用車のシェアの大幅な拡大に貢献しました。
その後もデンソーは、2013年に2,500気圧の超高圧噴射が可能なシステムを開発、量産し、排出ガスのさらなるクリーン化を実現しています。また2012年には、燃料を噴射するインジェクターに内蔵された圧力センサーが噴射圧をリアルタイムに測定し、インジェクターごとにタイミングと噴射量を制御できる「i-ART(intelligent Accuracy Refinement Technology)システム」を世界で初めて量産し、燃費の向上と排ガス中の有害物質低減に貢献しています。
デンソーは、今後も、世界各国の排ガス規制の強化や省燃費ニーズの高まりに対応すべく、燃料噴射の高圧化と高精度化に向けた研究開発を行っていくとともに、各地域のニーズにあった製品を世界中のお客様に提供していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2016/160706-01.html
<注釈> 【注1】IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.) 米国に本部をおく電気・電子分野における世界最大の専門家組織です。主に工学分野における学会としての活動と、工業技術の標準化団体としての活動を行っています。 【注2】IEEE Medal(Environmental and Safety Technologies) IEEE Medalは、技術革新や事業・産業の発展に大きく貢献した研究者や技術者、チームに対して、毎年、IEEEが選定し授与するものです。「Environmental and Safety Technologies」は、環境、安全分野における優れた功績に対して授与されます。
概要:株式会社デンソー
デンソーは、先進的な自動車技術、システム、製品を世界の主要な自動車製造会社すべてに提供しているトップレベルの自動車部品サプライヤーです。 世界の30以上の国と地域で事業を展開し、11万人以上の社員が、営業・設計・生産などあらゆる部門で現地のカーメーカーやサプライヤーと一体となり、その地域に適した製品づくりを行っています。 2006年度のデンソーグループの連結売上高は、3兆6097億円を記録しました。 詳細はこちらからご覧ください。 www.denso.co.jp
トピック: Press release summary
Source: Denso
セクター: Design Process, Electronics, Engineering, Automotive, IT Individual, Alternative Energy
https://www.acnnewswire.com
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