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東京, 2016年9月14日 - (JCN Newswire) - 株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(代表取締役社長:礒津政明)は、プログラミング的思考を育成する新たな算数学習サービス STEM101 Thinkシリーズを開発しました。2016年9月より国内の学校や学習塾など法人向けに提供を開始します。
同社は、2015年10月にSTEM※1教育科目を初等教育向けに再編成した新たなカリキュラムSTEM101を策定しました。STEM101はThink(算数・数学が中核となり、数理センス、論理思考、空間認識を育成する思考力プログラム)、Make(技術・工学が中核となり、ロボット、プログラミング等でものづくりスキルを習得する創造力プログラム)、Feel(理科・科学が中核となり、体験や実験による発見を通して未知のものと対峙する探究力プログラム)の三つのプログラムで構成されています。
Thinkシリーズは、このカリキュラムThinkに準拠した第一弾のサービスであり、算数・思考力を育成するイラスト・サウンド付きのデジタル教材で構成されています。
Thinkシリーズは世界最大級のオンライン算数コンテストである世界算数(英名:Global Math Challenge)に向けたトレーニング教材としても機能します。利用できるコースの対象学年は、小学2年生から6年生を想定していますが、従来の算数学習の延長として無学年式で取り組める教材であり、今後順次コースを拡充する予定です。また、教材コンテンツは日本語だけでなく、英語や中国語(簡体字)でも利用可能であり、語学学習の一環として、英語で算数を学習するという用途にも活用いただけます。
また、国内法人向けサービスの提供にあたり、授業でThinkシリーズを活用できるよう機能を拡充しました。クラスと生徒の情報を簡単に登録して一人一人の成績が確認できるようになり、あわせて生徒別の思考力分析機能も搭載しています。
なおThinkシリーズを2016年2月から先行導入した中国では、すでに登録ユーザーが50万人を超えています。
2020年から始まるプログラミング教育必修化に向けて、コンピュータを使った課題解決力として、プログラミング的思考(英訳:Computational Thinking)が注目を集めています。ソニー・グローバルエデュケーションでは、世界算数を展開するなかで、ユーザーが問題から解答を導き出すアプローチの仕方(思考フロー)に注目し、独自に「5つの思考回路」※2に分類し、解析する手法を推進してきました。プログラミング的思考は、思考フローの一角を形成する重要な方法論となっており、算数学習から展開させる手法は同社独自のものです。5つの思考回路はThinkシリーズにも導入しており、問題別の正誤等からどの思考回路が使われているかの傾向を把握することで、思考力育成につなげていきます。
技術の進化や環境の変化により社会が複雑化する中で、地球規模の課題が増加しています。
これからの社会では、知識の習得だけでなく、知識を活用して問題を解決する能力が求められ、思考力や判断力、表現力をより重視した人材育成が教育現場でも重要となっています。STEMは、これらの能力を育成する中核の教育課程であり、ソニー・グローバルエデュケーションは、情報を察知し論拠を挙げながら種々の課題を解決する、21世紀型スキルを有するSTEM人材育成にSTEM101 Thinkシリーズが寄与するよう積極的に活動していきます。
STEM101 Think https://sonyged.com/think
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201609/16-0914/
※1 Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の略 ※2 5つの思考回路 https://ja.global-math.com/about_5thinking
概要:ソニー
詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Sony
https://www.acnnewswire.com
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