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横浜, 2017年1月31日 - (JCN Newswire) - 株式会社シルバコ・ジャパン(以下、シルバコ)は、埼玉大学大学院 理工学研究科 光エレクトロニクス研究室が、次世代高効率 希釈窒化物半導体太陽電池の研究にシルバコのTCADデバイス・シミュレータAtlasを採用したことを発表しました。
埼玉大学大学院 理工学研究科 光エレクトロニクス研究室では、半導体結晶成長と光・電子デバイスに関する研究を進める中、次世代高効率太陽電池への応用を目指した材料作製技術、デバイス作製プロセス、及び動作解析手法の開発に取り組んでいます。特に希釈窒化物混晶半導体を用いた4接合太陽電池、中間バンド型太陽電池による高効率化の研究において優れた研究成果を創出しています。最近では窒素の非混和性による希釈窒化物半導体の電気的・光学的特性の劣化を防ぐため、窒素δドープ超格子構造による希釈窒化物半導体の高品質化を実現しています。
太陽電池の基礎研究でも多くの実績を持つシルバコのAtlasにより、デバイス内部の物理現象を理解することができ、次世代デバイスの動作について信頼性の高い予測を行うことが可能です。今回、光エレクトロニクス研究室では、Atlasの研究開発の現場における実績、化合物半導体を用いた太陽電池の解析結果を高く評価し、採用決定にいたりました。
埼玉大学大学院 理工学研究科 数理電子情報部門の八木修平准教授は、次のように述べています。「希釈窒化物半導体の研究の更なる進展に向けて、デバイス・シミュレータの採用を検討していましたが、シルバコのAtlasの太陽電池での実績、サポート力、アカデミック向けライセンスなどを総合的に判断し、導入を決めました。今後、当研究室が進める中間バンド型太陽電池の最適化に貢献することを期待しています。」
シルバコのジェネラルマネージャである古井芳春は、次のように述べています。「今回、希釈窒化物半導体において有数の研究成果をあげられている埼玉大学大学院 理工学研究科 光エレクトロニクス研究室に、Atlasの化合物半導体における豊富な解析機能が評価され、採用されたことを大変うれしく思っています。今後もシルバコのTCAD製品群が持つ先進的なモデルにより、太陽電池を始めとするエネルギー研究分野に寄与できるよう努めてまいります。」
概要:株式会社シルバコ・ジャパン 株式会社シルバコ・ジャパンは、1989年に現在のSilvaco, Inc.の日本支社として設立、1995年に日本法人として登記されました。シルバコ・ジャパンは、日本のTCADおよびEDAソフトウェア業界におけるトップ・カンパニーを目指し、技術サポートと営業の強化、研究開発環境の拡充に全力をあげています。本社を横浜ランドマークタワーに置き、京都オフィスとともに充実したサービスを展開しています。 www.silvaco.co.jp
本件に関してのお問い合わせ: press@silvaco.co.jp
トピック: Press release summary
Source: Silvaco Japan Co., Ltd.
セクター: Electronics
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