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2017年3月7日 13時00分 JST
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Source: ISID
国内最大級FinTechピッチコンテスト「FIBC2017」の大賞が決定
国内部門は『Authlete』、海外部門は『TradeIt』

東京, 2017年3月7日 - (JCN Newswire) - 国内最大級のFinTech ピッチコンテストである「金融イノベーションビジネスカンファレンスFIBC2017」が3月3日に都内で開催され、大賞を含む各賞が決定しました。先進金融サービスを提供する29社(国内14社、海外15社)による熱のこもったピッチが繰り広げられた結果、FIBC大賞は、国内部門は株式会社Authleteの『Authlete(オースリート)』、海外部門はTradeIt,Inc.の『TradeIt(トレードット)』が獲得しました。

FIBC2017 登壇者

Authlete 共同創設者 アリ・アドナン氏(右)

TradeIt, Inc.共同創設者 ネイサン・リチャードソン氏(右)

FIBCは、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井節生、以下ISID)が主催するFinTech領域に特化したイベントで、FinTechスタートアップ企業・金融機関・ベンチャーキャピタルの交流の場として2012年から毎年開催しています。メインプログラムのピッチコンテスト「FinPitch」には、例年未発表サービスも含めた先進金融サービスが多数登場し、FinTech の最新トレンドが出揃う場となっています。 6 回目となる今回は、Level39、Plug and Play、SuperCharger、Stone & Chalk など海外の著名なアクセラレータやインキュベーションセンターおよび各国大使館の協力のもと、登壇企業の半数以上が海外スタートアップ企業となる、全編英語の本格的なグローバルイベントとして過去最大規模で開催しました。今年の特徴としては、送金、カード決済、ロボアドバイザー、認証、セキュリティなどの幅広い分野で既存の金融サービスと連携して新たな付加価値を提供するようなサービスが多く見られました。

各賞の選出は、今回から国内部門・海外部門に分けて行い、FIBC大賞は、「金融市場へのインパクト」「経営陣の資質」「ビジネスモデルの革新性」「ビジネスの成長性」「グローバルサービスとなる可能性」の5 つの観点で、審査員の採点により最も評点の高いサービスに贈られます。この他、来場者投票による「オーディエンス賞」など各賞が贈られます。

受賞サービスの概要は次のとおりです。

FIBC大賞
【国内】
『Authlete』(株式会社Authlete) https://www.authlete.com

<サービス概要>
サードパーティーアプリケーションから Web APIへのアクセス制御を行うために必要とされる『認可』の仕組みを提供するクラウドサービス。認可の標準規格である『OAuth 2.0』と、認証の標準規格である『OpenID Connect』に準拠しており、銀行 APIの公開を含む様々なユースケースに対応可能。また、どのような認証技術とも組み合わせることができるため、既存の認証技術を生かしたまま、セキュアかつ高機能な認可サーバー/OpenIDプロバイダーを短期間で実装することができる。

<審査員コメント>
「Authleteを大賞に選んだ理由は、ハイテクかつ、これまでにないサービスだからです。このサービスを通じて多くのスタートアップと金融機関がつながり、Open Bank APIを利用した様々なサービスが創出されることが期待される素晴らしいサービスです。」

【海外】
『TradeIt』(TradeIt, Inc.) https://www.trade.it

<サービス概要>
どのようなアプリケーション・Web サイト・チャットbot・AI製品からでも株取引を可能にするAPIと開発ツールキット(SDK)を提供。

<審査員コメント>
「TradeItを大賞に選んだ理由の一つは、日本にはないような非常に洗練されたユーザーインターフェースを備えていることです。そしてもう一つは、これまで日本が長年抱えてきた、家庭の貯蓄をどうやって投資に回すのか、という課題の解決策になり得るという点です。FinTechの価値は、社会の大きな問題を解決することにあると言われていますが、まさにそこを捉えたサービスだと思います。」

その他各賞【国内】

サービス名/企業名: サービス概要
オーディエンス賞
『FOLIO』株式会社FOLIO https://folio-sec.com :
身近なテーマで投資先を選定し、テーマに即したポートフォリオに分散投資できるサービス。独自アルゴリズムで投資会社を厳選し、金融工学を応用してポートフォリオを最適分散するため、低リスク、高リターンが期待できる。

QUICK賞
『FOLIO』株式会社FOLIO https://folio-sec.com :
同上

ソニーフィナンシャルホールディングス賞
『ELK』ウォルト株式会社 https://elk.walt.co.jp :
日本円を簡単に送金できるアプリ。クレジットカード入金やユーザー同士の送金で受け取ったお金は、店舗での決済に利用可能。

農林中央金庫賞
『QA Engine』株式会社Studio Ousia http://www.qaengine.ai :
ユーザーからの自然文で書かれた質問を解析し、即座に回答する高精度な質問応答システム。

審査員特別賞
『AI inside』AI inside株式会社 https://inside.ai :
企業の基幹システムと独自の手書き文字認識アプリを連動し、口座振込用紙、保険申込書等の様々な手書き書類をデータ化するサービス。

その他各賞【海外】

サービス名/企業名: サービス概要
オーディエンス賞
『VENTENY』VENTENY INC. http://venteny.com :
東南アジアの企業に向けて、福利厚生を入り口としたFinTechソリューションを提供。

セブン銀行賞
『soCash』SOCASH PTE LTD. https://www.socash.io :
ATMに替わるデジタルプラットフォーム。銀行のモバイルバンキングを通じて店舗や個人の口座から現金を引き出すことができる。

三菱地所FINOLAB賞
『Playbasis Plugin for Mobile Payments』Playbasis Private Limited https://www.playbasis.com :
既存のインターネットバンキングや決済アプリにゲーム・特典サービス機能を提供。これにより決済代行企業へより多くのトランザクションを発生させることが可能。

ISID特別賞
『Credit Scoring engine』Friendly Score UK LTD https://friendlyscore.com :
ビッグデータを使ったクレジットスコアリングに特化したSaaSソリューション。借り手のリスクとデフォルト率の評価を分析する。

登壇企業一覧

【国内】
財産ネット株式会社/ MoneySmart 株式会社/ 株式会社カウリス/ 株式会社Good Moneyger/ 株式会社マッシュルーム/ 株式会社 Authlete/ 株式会社クレジットエンジン/ AI inside 株式会社/ 株式会社クラウドリアルティ/ 株式会社ネストエッグ/ 株式会社FOLIO/ スマートアイデア株式会社/ 株式会社Studio Ousia / ウォルト株式会社

【海外】
APS S.A/ Curfex/ Coolpay Pte. Ltd/ TradeIt, Inc./ Ssenstone Inc./ Installments Inc./ SOCASH PTE LTD./ Paycock Co.,Ltd./ Playbasis Private Limited/ VENTENY INC./ MOIN, Inc./ Risksave Technologies Ltd/ Call Levels Pte Ltd. /Finatext Ltd./ Friendly Score UK LTD

<ご参考資料>

<関連プレスリリース>

● FIBC開催・受賞関連
- ISID、FinTech ピッチコンテスト「FIBC2017」を開催
~海外アクセラレータや各国大使館との連携による過去最大規模のグローバルFinTech イベント~(2017年1月25日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2017/0125.html
- ISID、「金融イノベーションビジネスカンファレンスFIBC2016」の受賞サービスを発表
~FIBC 大賞はAlpacaDB, Inc.の『Capitalico』が受賞~(2016年2月26日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2016/0226.html
- ISID、金融イノベーションに特化した日本初のイベント「FIBC2012」を開催(2012年1月30日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2012/pdf/0130.pdf

●FinTech スタートアップ企業への出資、協業関連
- ISID と不正アクセス検知サービスのカウリスが業務提携
~機械学習を用いた不正アクセス検知を実現する情報セキュリティサービスを提供~ (2017年3月2日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2017/0302.html
- 日本初のFinTech 拠点「FINOLAB」が2月1日にリニューアル
~企業会員プログラムを刷新、<みずほ>がOpen Bank API の開発環境をFINOLABにて提供~ (2016年10月17日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2016/1017.html
- ISID、生体認証サービスのLiquid と提携拡大
~高速・カードレスな生体認証によるFinTech サービスを本格展開~(2016年10月6日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2016/1006.html
- ISID、日本初のFinTech 産業拠点「Fino Lab」を三菱地所・電通と協業し大手町エリアに開設
~FinTech スタートアップの成長を支援、企業・業界を超えたエコシステム創出を加速~ (2016年1月15日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2016/0115.html
- ISID、FinTech ベンチャーへ資本参加~第一弾として、住宅ローン借り換えアプリのMFS に出資~(2015年9月10日)
http://www.isid.co.jp/news/release/2015/0910.html

<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称: ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: http://www.isid.co.jp
設立: 1975年
資本金: 81億8,050万円
連結従業員: 2,635名(2016年12月末現在)
連結売上高: 79,783百万円(2016年12月期)
事業内容: 1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovator をビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HCM(人財・人事給与就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

【FIBC に関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
金融ソリューション事業部 FIBC 運営事務局
TEL: 03-6713-7007
E-Mail: g-finmarketingi@group.isid.co.jp

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室 服部、李、野瀬
TEL: 03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp

トピック: Press release summary
Source: ISID

セクター: Cloud & Enterprise, Blockchain Technology
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