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東京, 2017年9月14日 - (JCN Newswire) - 全国農業協同組合連合会(以下「JA全農」)と三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)は、農薬の登録・製造・販売を行う合弁会社の設立について合意しました。新会社となる「Z‐MCクロッププロテクション株式会社(仮称)」は、JA全農と三菱商事が各々50%を出資することによって本年10月に設立され、2018年度より営業を開始します。
JA全農では、農薬のコスト引下げに向けて、保有する農薬原体※1の海外および非農耕地※2への拡販を通じた需要拡大や、国内におけるジェネリック農薬(後発薬)開発促進を行う必要があり、このため、農薬原体の海外製造・輸出入・登録業務の新たな仕組み作りを検討してきました。 また、三菱商事では、世界的な人口増加に伴い拡大する食料・農業資材需要に応えるべく、インドや中国における農薬の受託製造事業や国内外における販売事業に取り組んでおり、さらなる事業領域の拡大を目指しています。 今般、JA全農および三菱商事は、JA全農の強みである「研究開発機能」や「登録機能※3」と、三菱商事の強みである「製造機能」や「海外ネットワーク」の相乗効果を発揮する新会社の設立に合意しました。 新会社では、JA全農が保有する農薬原体を中心に登録と製造を担い、海外および国内非農耕地向けに原体・製剤の拡販を目指すほか、農薬の価格低減に繋がるジェネリック農薬の調達を進めることで、2021年を目処に100億円の事業規模を目指します。 JA全農と三菱商事は新会社を通じ、スケールメリットを活かした農薬価格低減により、日本の農業の競争力強化に貢献します。 ※1 農薬原体:農薬の有効成分。 ※2 非農耕地:家庭園芸、ゴルフ場、高速道路および線路脇等、農耕地以外で使用する用途のこと。 ※3 登録機能:農薬の製造・販売・使用をする上で必須となる許認可を取得する機能。安全性や効果を実証する様々な試験データを整備する上で、高い専門性が求められる。 【参考】 1.合弁会社の概要 名称: Z-MCクロッププロテクション株式会社(仮称) 設立時期: 2017年10月登記(予定) 事業内容: 農薬原体の登録、製造、販売および輸出入 出資金: 5.6億円 出資比率: JA全農50%、三菱商事50% 2.各社の概要 (1) 全国農業協同組合連合会 本所所在地: 東京都千代田区大手町一丁目3番1号 設立: 1972年 出資金: 1,153億円 事業内容: 会員の事業または会員の組合員の事業若しくは生活に必要な物資の供給、会員若しくは会員の組合員の生産する物資の運搬、加工、貯蔵または販売他 代表者: 代表理事理事長 神出 元一 (2) 三菱商事株式会社 本社所在地: 東京都千代田区丸の内二丁目3番1号 設立:1950年 資本金: 2,044億円 事業内容: 地球環境・インフラ事業、新産業金融事業、エネルギー事業、金属、機械、化学品、生活産業の7グループ体制で、幅広い産業を事業領域として多角的なビジネスを展開。 代表者: 代表取締役社長 垣内 威彦
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2017/html/0000033165.html
概要:三菱商事株式会社
詳細は www.mitsubishicorp.com をご参照ください。
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Corporation
セクター: Engineering
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