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東京, 2018年2月16日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、自社創製の抗がん剤「レンビマ(R)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩、以下 レンバチニブ)が、英国国立医療技術評価機構(National Institute for Health and Clinical Excellence:NICE)により公表された最終評価報告(Final Appraisal Determination:FAD)1において、成人での放射性ヨウ素治療抵抗性の進行性又は再発の分化型甲状腺がん(乳頭がん、濾胞がん、ヒュルトレ細胞がん)に係る治療薬として推奨されたことをお知らせします。
本推奨により、「レンビマ」の本適応における使用に関して、英国国民保健サービス(National Health Service England:NHS England)から償還を受けることになります。
NICE の評価プロセスにおいて、レンバチニブは、プラセボと比較して無増悪生存期間(Progression Free Survival: PFS)を統計学的に有意に改善するとともに、全生存期間(overall survival:OS)を延長さ せることが示されていると評価されました。その結果、レンバチニブが手術や放射性ヨウ素治療後の進行性又は再発の分化型甲状腺がんに対する数少ない治療オプションの一つであると結論付けられました。
レンバチニブは、欧州において 2015 年 5 月に「成人での放射性ヨウ素治療抵抗性の進行性又は再発の分化型甲状腺がん(乳頭がん、濾胞がん、ヒュルトレ細胞がん)」の適応で承認を取得し、2015 年6 月に英国で新発売されました。さらに、本剤は、欧州において 2016 年 9 月に「血管内皮増殖因子(VEGF)を標的とした薬剤の前治療歴を有する成人での進行性腎細胞がんに対するエベロリムスとの併用療法」での適応拡大の承認を取得し、本適応症に関して「Kisplyx(R)」の製品名で発売しています。本剤は、腎細胞がんに係る治療薬として、2017 年 12 月に NICE より推奨されています。
当社は、がん領域を重点領域の一つと位置づけており、がんの「治癒」に向けた革新的な新薬創出をめざしています。当社はレンバチニブのさらなるエビデンスの創出およびアクセスの拡大に注力し、本剤の製品価値最大化を通じて、がん患者様とそのご家族、さらには医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 http://www.eisai.co.jp/news/news201813pdf.pdf
概要:エーザイ株式会社
詳細は www.eisai.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Eisai
セクター: BioTech
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