|
|
|
|
世界初の屋外用カラー大型ディスプレイ技術 |
東京, 2018年3月8日 - (JCN Newswire) - 三菱電機株式会社は、長崎製作所(長崎県西彼杵(にしそのぎ)郡)で製造するカラー大型表示装置(当社製品名:オーロラビジョン(R)※1)が、IEEE主催の「IEEEマイルストーン」に認定されましたのでお知らせします。1980年に世界で初めて当社が開発した「屋外の直射日光下で使用できるフルカラー大型ディスプレイ」技術が、現在でも世界中の屋内外で人々を映像で楽しませる手段として大きな役割を果たしていることが高く評価されたものです。
当社としては、MUレーダー(2015年認定)、野辺山45m電波望遠鏡(2017年認定)に続く3件目の認定となります。また、九州地区における認定は初となります。
「IEEE」および「IEEEマイルストーン」について IEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)は、電気・電子・情報・通信分野の世界最大の学会です。本部は米国にあり、世界160カ国以上に42万人を超える会員を擁しています。日本の会員数は約1万4,000人です。(2017年末時点)
「IEEEマイルストーン」は、電気・電子・情報・通信分野において達成された画期的なイノベーションの中で、開発から少なくとも25年以上が経過し、地域社会や産業の発展に多大な貢献をしたと認定される歴史的業績を表彰する制度として1983年に創設されました。
オーロラビジョン(R)の開発背景とIEEEマイルストーン認定の経緯 「オーロラビジョン(R)」は、当社が1980年に「世界初の屋外用フルカラー大型表示装置」として米国のドジャースタジアムに設置したシステムです。
当時の屋外表示装置は白熱電球を用いた文字情報表示用の電光掲示板が主流でした。「屋外で100m以上離れて見ても、テレビと同じようなきれいな映像を見たい」という要望に応えるため、当社は動画表示に適した高輝度小型CRT※2を開発し、太陽光の下での鮮やかなフルカラー動画映像表示を実現しました。映像情報をコンピューターで制御する運用システムにより、映像とエレクトーン演奏を連携させることで、球場が一体となってゲームを盛り上げるなど、スポーツ観戦の新しい楽しみ方につながりました。
初号機以降、オーロラビジョンは発光素子がCRTからフラットマトリクス CRT※3に、そしてLED※4へと改良され、解像度を中心に画質が飛躍的に向上しました。画質の向上により、スポーツ観戦の他、広告やコンサートなどの各種イベントなどにも用途が拡大しています。
世界初の「屋外の直射日光下で使用できるフルカラー大型ディスプレイ」技術が、25年以上の時を経ても進化を続け、世界中の競技場をはじめ屋内外のさまざまな場所で運用されており、映像で人々に楽しさや感動を提供する手段として大きな役割を果たしている点が評価され、今回の認定に至りました。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2018/0308.html
概要:三菱電機株式会社
詳細は http://www.mitsubishielectric.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Electric
セクター: Electronics
https://www.acnnewswire.com
From the Asia Corporate News Network
Copyright © 2024 ACN Newswire. All rights reserved. A division of Asia Corporate News Network.
|
|