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中国で約10年ぶりとなる切除不能な肝細胞がんに対する新薬の提供を開始 |
東京, 2018年11月12日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)は、このたび、マルチキナーゼ阻害剤「レンビマ(R)」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)について、当社の中国子会社である衛材(中国)薬業有限公司(Eisai China Inc.、以下ECI)が、中国において新発売したことをお知らせします。
中国において「レンビマ」は、2018年9月に、全身化学治療歴のない切除不能な肝細胞がんに対する治療薬として、中国で初の承認を取得しました。今回の新発売により、肝細胞がんの発生率が最も高い中国において1、切除不能な肝細胞がんの全身化学療法の一次治療として使用可能な薬剤として、約10年ぶりの新たな治療薬となる「レンビマ」をお届けすることが可能となりました。
2018年3月に、当社とMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(北米以外ではMSD)は、「レンビマ」のグローバルな共同開発および共同販促を行う戦略的提携に合意しており、現在、両社による協業が、全世界において進められています。中国においては、ECIとMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の中国法人であるMSD Chinaが共同で「レンビマ」の情報提供を行います。
肝がんは、がん関連死亡原因の第2位であり、世界で年間約75万人が亡くなっています。また、毎年約78万人が肝がんと診断され、そのうち約80%がアジア地域に集中しています。特に中国においては、年間新規患者数約39万5千人、年間死亡者数約38万人と、全世界の約50%を占めています1。また、肝細胞がんは肝がん全体の85~90%を占めており、切除不能な肝細胞がんは、治療方法が限られており、予後が極めて悪く、アンメット・メディカル・ニーズが非常に高い疾患です。
現在、「レンビマ」は、甲状腺がんに係る適応で米国、日本、欧州など50カ国以上、腎細胞がん(二次治療)に対するエベロリムスとの併用療法に係る適応で米国、欧州など45カ国以上で承認を取得しています。肝細胞がんに係る適応については、中国のほか、日本、米国、欧州、アジアなど全世界において承認を取得しています。
中国の医薬品市場の規模は、米国に次ぐ世界2位の市場規模を有し、2017年の市場規模は1,222億ドル、現地通貨ベースの成長率は+4%であり、持続的な成長を遂げています2。当社は、中国事業を日本・米国に次ぐ規模を有する中核事業に位置付けており、今回の中国における「レンビマ」新発売を契機に、患者様とそのご家族のベネフィット向上により一層貢献してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://www.eisai.co.jp/news/2018/news201898.html
概要:エーザイ株式会社
詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Eisai
セクター: BioTech
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