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東京, 2018年12月18日 - (JCN Newswire) - ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:米国ニューヨーク、CEO:ジョバンニ・カフォリオ)とエーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤 晴夫、以下 エーザイ)およびエーザイの米国研究子会社であるH3 Biomedicine, Inc. (所在地:米国マサチューセッツ州、以下 H3)は、H3のRNAスプライシングプラットフォームを用いた、がんに対する反応をより強化する新規治療法の開発について、複数年にわたる共同研究契約を締結したことをお知らせします。
今回の新しい共同研究は、RNAスプライシングを変調させることにより、免疫システムががん細胞を攻撃できるようにするファースト・イン・クラスの治療法を開発し、より多くの患者様が免疫療法によるベネフィットを享受できることをめざしています。
本契約に基づいて、H3とブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、H3のRNAスプライシングプラットフォームを活用した免疫療法を共同で開発します。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は、本共同研究により見出された化合物の開発と製品化を行い、H3は契約一時金を受領すると共に、開発、薬事、販売マイルストンペイメントおよび上市後には売上収益に応じた一定のロイヤルティを受領する予定です。エーザイは、共同研究の成果として見出された化合物について共同開発および共同販売をする選択肢を有しています。
H3のプレジデントでありChief Data Sciences OfficerであるLihua Yu博士は、「私たちは、イノベーションの推進と研究開発を通じた患者様貢献という目標を共有するブリストル・マイヤーズ スクイブ社と本共同研究を推進できることを大変嬉しく思います。私たちは、RNAスプライシングプラットフォームから見出された最初の化合物についてすでに臨床導入を達成しています。さらに、がん免疫療法のリーダーであるブリストル・マイヤーズ スクイブ社と共に、この新しいがん免疫療法の研究を推進できることを楽しみにしています。私たちはこの共同研究を通じて、RNAスプライシングプラットフォームが、免疫システムを活性化し、より効果的にがんを死滅させ得るかを実証したいと思います」と述べています。
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のDiscovery Chemistry and Molecular Technologiesの責任者であるPercy Carterは、「私たちは、H3と共にRNAスプライシングに関するサイエンスと研究を推進できることを楽しみにしています。H3は、RNAの恒常性の変化ががんに与える影響について、豊富な知識を有しています。この共同研究を通じて、私たちは患者様貢献につながる可能性のあるRNAスプライシングの変調と新薬開発について追求します」と述べています。
エーザイのオンコロジービジネスグループ プレジデントでありH3のChief Executive Officerである井池輝繁常務執行役は、「H3は創設以来、がんゲノミクスやバイオテクノロジーのブレークスルーにより新しい治療法を提供するイノベーションの原動力としての役割を担っています。私たちは、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とのこの新しい共同研究に取り組むことを非常に嬉しく思います。これは、H3にとって一つの重要なマイルストンであり、患者様へのさらなる貢献の機会となると信じています」と述べています。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://www.eisai.co.jp/news/2018/news2018107.html
概要:エーザイ株式会社
詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Eisai
セクター: BioTech
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