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東京, 2019年2月8日 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、社長:名和亮一、以下ISID)は、2019年度からの3ヵ年を対象とするISIDグループの新中期経営計画「ISID X(Cross) Innovation 2021」(以下、新中計)を策定いたしましたので、その概要をお知らせいたします。
<新中計の位置づけ> SDGsやSociety5.0の実装・実現に向けて、社会や企業のデジタル・テクノロジーを活用する動きが加速する中、当社グループを取り巻く事業環境は急速に変化しています。このような中、当社グループが今後も持続的に成長するために、今般企業理念を一新するとともに、2019年度からの3ヵ年を対象とする新たな中期経営計画を策定しました。当社グループはこの新中計を、新企業理念の実現に向けた変革の第1ステップと位置づけています。なお、新企業理念の詳細につきましては、本日発表のリリース「新企業理念の策定について」を参照ください。
- ISIDグループの新中期経営計画「ISID X(Cross) Innovation 2021」概要 -
1.基本方針 (1)主力事業の進化:ソリューションの強化・拡充により、既存主力事業の進化を図る (2)新規事業の創出:セグメントや業界の枠を超えた新たな事業を創出し、次なる柱を築く (3)事業基盤の革新:人材力・技術力の強化に加え、事業支援部門の付加価値力向上を目指す
2.重点施策 <金融ソリューションセグメント> 主要顧客向けビジネスの維持・拡大に加え、次世代融資ソリューション「BANK・R」、リース&ファイナンスソリューション「Lamp」を軸に、生損保、証券、リース業、一般事業会社などから新規顧客の獲得を目指します。また、FinTechスタートアップとの協業により金融機関の構造改革を支援するサービスを立ち上げるほか、金融業と異分野が融合する領域において、新しいソリューションの創出に取り組みます。
<ビジネスソリューションセグメント> 人事管理ソリューション「POSITIVE」、連結会計ソリューション「STRAVIS」の機能拡充に加え、企業の基幹業務ならびにグループ経営管理領域におけるソリューションの強化により、事業の拡大を目指します。また、自社開発の次世代開発基盤「aiuola(アイウォーラ)」を用いたエンタープライズアプリケーション「Ci*X(サイクロス)」の製品ラインナップを拡充し、新たな市場の開拓を図ります。
<製造ソリューションセグメント(エンジニアリングソリューションセグメントより改称)> 製造業のバリューチェーンを支えるソリューションの拡充・連携を図るほか、MBSE(Model Based Systems Engineering)のさらなる推進と定着を目指し、構想設計ソリューション「iQUAVIS」の強化とグローバル展開に取り組みます。また、製造業のデジタルトランスフォーメーションを支援するビジネスや、自動車業界で進むCASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)等の領域で、コト価値づくりを支援する新規ビジネスを創出します。
<コミュニケーションITセグメント> 電通グループのIT基盤の進化を支援するとともに、電通グループとの協業をさらに加速し、企業の課題解決やイノベーションを実現するITソリューションの提供に注力します。また、マーケティングテクノロジーを統合したサービスの提供や、地方創生/観光/スポーツテックなど、ポスト2020を視野に入れた新たなビジネスの創出に取り組みます。
<X Innovationの推進による新規ビジネスの創出> SDGsおよびSociety5.0の実装・実現に貢献すべく、当社グループの強みであるFinTech、デジタルマーケティング、スマートエンタープライズ、ものづくり革新等の領域で、セグメント/テクノロジー/業界/企業/地域等の枠を超えたX Innovationの推進を通して、新たなビジネスを創出します。
<事業基盤の革新> 強みの源泉である人材力を質・量ともに高めるべく、採用・教育をさらに強化するとともに、ダイバーシティやワークスタイル変革に引き続き取り組みます。先端技術の取り組みについては、事業部門と研究開発部門の連携強化ならびに戦略的な活動により、実装力を強化します。事業支援部門については、その機動力を高め、リーン・コンパクトな体制を確立します。
3.定量目標 項目/2021年12月期目標/2018年12月期実績/年平均成長率 連結売上高/1,100億円/910億円/6.5% 連結営業利益/110億円/82億円/10.3% 営業利益率/10.0%/9.1% ROE/12.5%/10.5%
4.成長投資(3ヵ年累計) 項目/投資額/目的 人材投資/+120億円/人材力の向上、人員数の拡大(金額は教育費、採用費、人件費の前中計期間からの増額分) 研究開発投資/100億円/ソリューションの強化・拡充ならびに先端技術の実装力強化(経費性60億円、資産性40億円) M&A投資枠/100億円/事業領域の拡大ならびに成長スピードの加速
5.株主還元 株主還元をさらに強化すべく、連結配当性向の目安を、2016年に設定した「35-40%」から「40%以上」へと変更します。今後も、「持続的な成長を実現するための内部留保を確保しつつ、適正かつ安定的な配当の実施」を基本方針に、株主還元の充実を図ってまいります。
トピック: Press release summary
Source: ISID
セクター: Cloud & Enterprise
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