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東京, 2019年3月13日 - (JCN Newswire) - 西日本鉄道株式会社と三菱商事株式会社は、合弁会社ネクスト・モビリティ株式会社を設立し、本年4月下旬(予定)より、福岡市東区のアイランドシティ地区において、AIを活用したオンデマンドバスの運行を開始いたします(認可申請中)。
地方を中心とした公共交通事業は利用者の減少(事業収支赤字)や運転士不足などの問題を抱えており、効率的で持続可能な公共交通サービスの構築が課題となっています。また、同地区は住宅や集客施設、港湾施設などの開発が進む中、マイカーを中心とする交通量の増大とそれに伴う駐車場の不足、交通渋滞悪化の懸念、物流エリアにおける公共交通の不足など、まちの成長に合わせた公共交通の拡充が課題となっています。
今回、これらの課題解決を目指し、ネクスト・モビリティ社がAI活用型オンデマンドバスを同地区に導入いたします。1年間の運行を行い、課題解決に対する有効性や事業性を検証いたします。本サービスを導入し、同地区における公共交通ネットワークの拡充と利便性向上を図り、マイカーから公共交通への転換を促進することで、効率的で持続可能な公共交通サービスの構築を目指します。また、運転士不足への対応として、使用車両を乗車定員10人に改造することで、普通第二種運転免許での運転が可能となり、福岡西鉄タクシー㈱の運転士が乗務します。
本サービスは、決まったダイヤはなく、お客さまのリクエストに応じ、適宜ルートを変えながら運行するオンデマンドバスです。同地区内および同地区と西鉄・JR千早駅、イオンモール香椎浜との間を5台で運行し、運賃は200円から400円です。特徴は、(1)多数のミーティングポイントを設定し、需要に応じたきめ細やかな対応が可能、(2)スマートフォンの専用アプリからリアルタイムでの配車が可能、(3)AIが予約状況や渋滞情報等のデータを随時蓄積・学習することで、より効率的な運行を実現、(4)アプリ内でクレジットカードによる決済が可能、といった点です。
予約・配車システムにはカナダSpare Labs社が開発したシステムを使用し車両は、日産自動車株式会社からご協賛いただいた「キャラバンマイクロバス」を使用いたします。また、福岡市やアイランドシティ周辺の事業者のみなさまから地域をあげて利用促進をサポートいただきます。
西鉄と三菱商事は、全国の地域が抱える交通課題の解決を目指し、持続可能な公共交通事業モデルの構築に積極的に取り組んでまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2019/html/0000036949.html
概要:三菱商事株式会社
詳細は www.mitsubishicorp.com をご参照ください。
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Corporation
セクター: Engineering
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