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東京, 2019年4月8日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)は、このたび、当社が創製し、経口投与可能な新規抗がん剤として開発中の線維芽細胞増殖因子(FGF)受容体(FGFR1、FGFR2、FGFR3)選択的チロシンキナーゼ阻害剤「E7090」について、FGFR2 融合遺伝子を有する切除不能な胆道がんに対する治療を対象に、厚生労働省の「先駆け審査指定制度」の対象品⽬に指定されたことをお知らせします。
先駆け審査指定制度は、画期的な新薬等を日本で早期に実用化することを目的として、その開発を促進するために創設された制度です。この制度では、原則として既承認薬と異なる作用機序により、極めて高い有効性が期待される医薬品が指定され、指定された品目は、薬事承認に係る相談・審査で優先的な取扱いを受けることができます。
FGFRの遺伝子異常はがん細胞の増殖、生存、遊走、腫瘍血管新生、薬剤耐性などに重要な役割を果たしていることが知られています。また、様々ながん腫においてFGFRの遺伝子異常が認められていることから、がん治療の有望な標的として注目されています。「E7090」は、FGFR1、2、3を選択的に阻害し、そのシグナルを遮断することにより、FGFR遺伝子異常を有するがんに対する新たな分子標的治療薬となる可能性があります。
「E7090」は、日本においてFGFR2 融合遺伝子を有する胆管がんを含む固形がん患者様を対象としたFirst in Human試験(臨床第Ⅰ相試験)を進行中です。
当社は、がん領域を重点領域の一つと位置づけており、がんの「治癒」に向けた画期的な新薬創出をめざしています。「E7090」によるがん治療の可能性を引き続き追求し、がん患者様とそのご家族の多様なニーズの充足とベネフィット向上により一層貢献してまいります。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://www.eisai.co.jp/news/2019/news201925.html
概要:エーザイ株式会社
詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Eisai
セクター: BioTech
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