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東京, 2020年12月25日 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下「当社」)は、ビルや施設の設備の自動化や稼働状況を監視・管理する中央監視システム※1(以下「本システム」)の開発及び販売等を展開する株式会社ネットワーク・コーポレーション(以下「NWC」)の第三者割当増資を引き受けNWC株式の19%を取得し、資本業務提携に合意致しました。
NWCは、IoTシステムインテグレーターとして、半導体工場や化学工場向けシステムの設計・開発・販売を中心に事業を展開し、2003年にビル業界に参入してからは、本システムの開発販売を主力として事業を拡大してきました。15年以上に亘り国内のオフィスビル、商業施設、テーマパーク、ホテル、病院、工場向けに約3,000棟の導入実績があり、虎ノ門ヒルズを始めとする大型ビルにおいても採用されています。
これまで本システムで一般的に採用されてきたクローズドシステム※2では、空調・照明等の監視・制御は、設備ごとに縦割りで管理されてきました。NWCの本システムでは、メーカー・ベンダーに依存しないオープンシステム※3を採用し、各設備を横断的に管理します。これにより、セキュリティシステムと空調・照明等の設備間の連動等、きめ細かい制御や、設備の一元管理による保守点検業務の効率化、省人化が可能となります。また、複数の技術者を要していたシステム構築の大部分を自動化しており、エンジニアリングコスト(人件費等)の大幅な削減が可能となります。これにより、新築・改修案件を問わず汎用性・コスト競争力が高いシステムをお客様へ提供致します。
NWCは、空調・照明等のデータを吸い上げる末端のセンサー、データを統合するコントローラ、クラウドサービス、及びスマホやタブレットなどモバイル端末での遠隔監視・制御を可能にするユーザーインターフェースをワンストップで提供致します。
当社は綜合警備保障株式会社(以下「ALSOK」)と共にファシリティマネジメント※4(以下「FM」)事業に取り組んでいます。FM市場では、IoT技術を活用し、ファシリティのデータをクラウドに収集・蓄積して分析し、効率的な運営を目指すニーズが高まっています。当社は、NWCの技術により収集・蓄積したビル・施設内のビッグデータを活用し、エネルギー利用の最適化によるCO2削減、人流解析を含めたオフィススペースの有効活用といった、スマートビル化の実現に向けた各分野での最適ソリューションの提供を実現して参ります。
また、今般の提携により、当社の国内外のネットワーク、NWCのIoT技術を活用したシステム開発力、ALSOKのFMのオペレーション力を融合させる事で、付加価値の高いサービスを提供するとともに人手不足の問題に直面しているFM市場においてDXを追求して、社会課題解決への貢献を目指して参ります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2020/html/0000046405.html
三菱商事について
三菱商事は、世界約90の国・地域に広がる当社の拠点と約1,700の連結事業会社と協働しながらビジネスを展開しています。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としており、貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などの役割も自ら担っています。創業以来の「三綱領」という企業理念に基づき、経済価値・社会価値・環境価値の「三価値同時実現」による持続的成長を目指します。詳しくはウェブサイト( https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ )をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Corporation
セクター: Engineering
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