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東京, 2021年6月7日 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、「当社」)は、銅鉱石からの銅分回収に関する革新的な技術を保有するアメリカのJetti Holdings, Inc.(以下「ジェティ」)に追加で出資すると共に、ジェティとの協業推進に関する業務提携に合意致しましたのでお知らせします。
低・脱炭素化社会の動きが活発化する中、EVや再生可能エネルギーの普及に欠かせない銅の需要が高まっています。一方で、需要の増加に伴い、銅資源は枯渇傾向にあり、銅鉱山の低品位化も進んでいます。
ジェティは、従来の技術では有効に回収できずに破棄されていた低品位鉱石(銅分の含有量が低い鉱石)から、銅分を回収する先進技術を有しています。実際に同社の技術を先行導入したPinto Valley銅鉱山(米・アリゾナ州)では、商業規模での効果が確認されました。今後、同社技術の活用がさらに広がれば、限りある銅鉱山の有効活用による省資源化が進む他、銅の安定供給を支えることが可能となります。
当社は、資源の安定供給に加え、省資源化など社会課題の解決に資する取組みを行う中で、2019年にジェティへ出資参画し、同社の技術の商業化を支援して参りました。
今回の追加出資の機会には資源メジャー等も参画することになりましたが、当社は以前からの戦略株主としてその中でも最大金額を出資し、業務提携を行うことで、ジェティとの協力体制をさらに強化し、当社の銅資源業界におけるネットワーク、販売分野における知見等を活用して、ジェティ社技術の普及を推進致します。また、低品位である為に資源を有効活用できていない鉱山に対しても、同社の技術が積極的に導入されるよう、共同で検討を開始致します。
当社の金属資源グループでは、今後も堅調な需要が見込まれる銅を中核商品の一つと位置付けております。今回の業務提携を通じて、今後も世界経済の成長を支える銅の安定供給に貢献し、経済価値・社会価値・環境価値の三価値同時実現に資する取組みを強化して参ります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2021/html/0000047255.html
三菱商事について
三菱商事は、世界約90の国・地域に広がる当社の拠点と約1,700の連結事業会社と協働しながらビジネスを展開しています。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としており、貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などの役割も自ら担っています。創業以来の「三綱領」という企業理念に基づき、経済価値・社会価値・環境価値の「三価値同時実現」による持続的成長を目指します。詳しくはウェブサイト( https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ )をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Corporation
セクター: Engineering
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