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金属用3Dプリンターの実用化を目指し、開発を加速 |
愛知, 2021年6月23日 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、金属用3Dプリンター(付加製造;Additive Manufacturing)を開発・販売する米国のスタートアップ企業Seurat Technologies Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、CEO:James DeMuth)に出資しました。これによりデンソーは、3Dプリンターの実用化に向けた開発を加速します。
金属用3Dプリンターは、粉末状の金属素材にレーザーを照射し、金属を溶かして固めることで、金属を加工し造形する装置です。これまで造形が難しかった複雑な形状や異素材の加工を可能にし、製品の機能を最大化できる技術として、特に軽量化や高度な性能が求められる電動車両や空のモビリティの分野で活用が期待されています。また、金型が不要なことから、製品開発のリードタイム短縮や車両の修理・補修に使用される補給品の製造にも活用できる技術です。
Seuratは、造形速度を強みとするスタートアップ企業です。「エリアプリンティング」というレーザーを面で照射する技術により、品質を維持したまま、これまで課題になっていた金属加工を高速化することが可能です。デンソーは、これまで製造現場で培ってきた量産技術を生かして、Seuratの技術開発を加速させ、金属用3Dプリンターの製造現場への導入を目指します。
デンソーは、さまざまなモビリティ向けの新技術や新製品の開発、世界各国のお客さまのニーズに応じた製品やサービスの提供を通じて、より豊かなモビリティ社会の実現を目指します。
<両社のコメント> デンソー 執行幹部 生産技術センター長 仲 美雄 本出資により、デンソーはSeuratの持つ最先端の生産技術にアクセスすることができます。Seuratとの協業を通じて技術開発を加速させ、より環境に優しく安全なモビリティ社会を目指します。
Seurat Technologies CEO James DeMuth デンソーの協力により我々の技術がさらに進化することを大変うれしく思います。大規模生産に必要なノウハウを熟知しているデンソーと連携し、エリアプリンティングの技術の事業化を加速します。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2021/20210623-01/
概要:株式会社デンソー
詳細は https://www.denso.com/jp/ja/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Denso
セクター: Automotive
https://www.acnnewswire.com
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