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AIを活用した分子・免疫プロファイリングの事業化を加速し、世界のがん患者さんの治療効果の向上を目指します |
東京, 2021年12月15日 - (JCN Newswire) - BostonGene Corporation(ボストンジーン、注、以下BostonGene社)とNECは本日、米国以外の日本を含む主要なグローバル市場に向けてBostonGene Tumor Portrait(TM) Testsを事業化する戦略的グローバル・パートナーシップ契約を締結しました。なお本協業は、BostonGene社とNECの既存の協業を拡大したものです。
BostonGene社の革新的なコンピュータプラットフォームは、腫瘍ゲノミクス、患者さんの免疫機構、および利用可能なすべての承認済・開発中の治療法の有効性との相関を見出すために、AIに基づく分子・免疫プロファイリングを行います。BostonGene Tumor Portrait(TM) Testsは、ゲノムおよびトランスクリプトームを統合的に解析することで、日々の臨床現場に精密医療を推進し、医師ががん患者さんに個別化治療を提供するための支援を行います。
また、NECがNEC独自のネオアンチゲン予測AI技術を用いて実施している個別化ネオアンチゲン治験において、これまでNECとBostoneGene社は患者さんの腫瘍の分子特性の解析で協業してきました。今後、両社は共同でBostonGene Tumor Portrait(TM) Testsの市場を、グローバルに開拓していきます。日本においては、NECのヘルスケア・ライフサイエンス領域のネットワークを活用して、国内の病院へ提供していく予定です。
厚生労働省の報告によると、日本では2020年に378,385名の方が、がんで亡くなっています。これは、年間の国内全死亡者数の27.6%を占め、4人に1人が、がんで亡くなっている事になります。NECの長年にわたる、がんの中核病院や製薬企業、バイオテクノロジー企業との関係を活かし、NECとBostoneGene社は密接に協力して、最先端のソフトウェアを組み合わせた次世代マルチプラットフォーム分析法が、がん患者さんの診断と治療を向上させるために役立つことを実証していきます。NECの2025中期経営計画においても「今後の成長ビジネスの創出」の一環として、AIをはじめとするデジタル技術を活用したヘルスケア・ライフサイエンス事業の創出に向けた取り組みを掲げています。
NEC代表取締役 執行役員社長 兼 CEOの森田隆之は次のように述べています。「NECは半世紀以上にわたり、日本における最先端の病院情報システムの提供をはじめとして、ヘルスケア分野への貢献にコミットしてきました。がんは現代日本において最も多い死因です。NECは2016年から国立がん研究センターとも協力しており、現在はAIやデータ解析の豊富な経験を患者さんの治療効果向上に応用することに注力しています。BostonGene社が提供するコンピュータ解析により得られる高度な分子・免疫プロファイリングは、すでにアメリカの学術界や医療コミュニティにおいてがん患者さんが受ける医療の質を改善しています。BostonGene社と共にグローバル展開を図ることで、日本と海外の標準治療を改善するイノベーションを急速に推進することができると考えます」。
BostonGene社長兼CEOであるAndrew Feinberg氏は次のように述べています。「世界でヘルスケアに貢献するNECは、その長い歴史の中で業界をリードする製品とソリューションを提供しています。NECとの提携により、我々のグローバル展開を迅速に進め、世界中のがん患者さんの標準治療を改善することが可能になるでしょう」。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://jpn.nec.com/press/202112/20211215_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: NEC Corporation
セクター: Daily Finance, Cloud & Enterprise
https://www.acnnewswire.com
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