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| モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりを実践し、レースの現場から得た知見によりブレーキ、ハンドリング、エンジン性能を進化 |
豊田, 2022年10月28日 - (JCN Newswire) - TOYOTA GAZOO Racing（以下TGR）は、これまで日米欧で、通算100回を超える表彰台を獲得したレース専用車「GR Supra GT4」でモータースポーツに挑戦し続けている世界中のレーシングチームやドライバーの皆様からいただいた多くのフィードバックをより強く、より速いクルマづくりに活用し、ブレーキ性能、ハンドリング、エンジン性能を向上させた「GR Supra GT4 EVO」を10月28日より発売しました。
シーズンフル参戦を果たした2020年以降、50台を超える「GR Supra GT4」は世界中のレースに参戦し、これまでに11の国や地域のGT4シリーズ戦、及び、国際レースで勝利、今年8月には、記念すべき50回目のクラス優勝を成し遂げました。※1
一方、カスタマーモータースポーツを楽しまれる方々の間で参戦対象として人気の高いGT4カテゴリーでの競争は大変厳しく、TGRは、実戦を通じたアジャイルなレーシングカー開発にお客様と共に取り組み、2023年シーズンより、より強く、より速くなった「GR Supra GT4 EVO」を導入します。
発売以来、TGRのエンジニアはカスタマーサポートのため、世界中のレース現場へおもむき、レーシングチームやドライバーから直接、レースという極限状態でしか得られない貴重なフィードバックをいただいてきました。
“モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり”を推進するTGRは、そのようなお客様から直接いただいたフィードバックと、さらに詳細な評価結果に基づき、ブレーキ、ハンドリング、エンジンの3つのポイントに重点を置いて、「GR Supra GT4 EVO」の開発を推進しました。
具体的には、ブレーキ部品の改良と、ABSセッティングの変更、KW社の最新技術により最適化されたアブソーバーとスタビライザーバーの仕様・特性見直しにより、ハンドリングとコーナリングスピードが向上しました。
さらに、冷却効率の向上などにより、3.0リッター6気筒ターボエンジンの出力の向上と、エンジン回転数に応じたスムーズなトルク発生カーブを実現。サーキット走行時にドライバーが、意のままに操ることができる、より正確でリニアな車両応答を実現しました。
また、このようにレースに参戦するレーシングチームやドライバーから貴重な意見を現場で直接伺いながら具体的な開発目標を設定することで、レーシングドライバーが求める精度で性能を引き出すことに加え、世界中のGT4レースに意欲的に参戦するアマチュアドライバーにとっても運転しやすい車に仕上げました。
すでに「GR Supra GT4」オーナーのお客様には「GR Supra GT4 EVO」の改良部品等を入手いただけるアップグレードキットの提供も予定しています。
各地域におけるGT4車両の販売及びカスタマーサポート（スペア部品の販売やお客様への技術サポート）は、欧州はTOYOTA GAZOO Racing Europe、北米はTRD U.S.A., INC.、日本・アジアは株式会社トヨタカスタマイジング＆ディベロップメントが担当します。
「GR Supra GT4 EVO」は、2023年1月、デイトナ24時間レース併催のIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジの第1戦で世界デビューする予定です。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/38118886.html
概要：トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Toyota Motor Corporation
セクター: Automotive
https://www.acnnewswire.com
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