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QRコード開発とグローバルでの普及に貢献 |
愛知, 2022年12月5日 - (JCN Newswire) - 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)は、「QRコード*1」の開発、およびグローバルでの普及に貢献したとして、世界最大の電気・電子分野の国際学会であるIEEE*2より、「IEEEコーポレートイノベーション賞」を受賞しました。
IEEEコーポレートイノベーション賞は、革新的な技術や製品などにより世界に大きな影響を与え、電気・電子分野の発展に寄与した企業や団体などに贈られる世界で最も権威ある賞のひとつです。1985年にIEEEにより設立されて以降、 IT企業や電機メーカーなど、世界の名だたる企業や団体が受賞しており、日本企業としては当社が6社目の受賞となります。
QRコードは、「読み取りやすく、大容量の情報が扱える」というコンセプトのもと、1994年にデンソーの応用機器技術部門(現在のデンソーウェーブ)が開発したものです。バーコードの約200倍の情報を収納でき、高速で読み取ることができる画期的な2次元コードで、主に社内の製造現場における在庫管理などから活用を開始しました。その後、特許を無償開放し世界中での普及に注力した結果、2000年代前半にはカメラ機能を搭載した携帯電話の普及と共に、QRコードは人々の生活の中にも広がり、近年では電子チケットやキャッシュレス決済など世界のいたるところで利用されています。2020年には、これまでの業績が評価され、QRコードは「IEEEマイルストーン*3」に認定されました。
開発から28年が経つ現在でも、QRコードは新たな機能を備え進化を続けています。デンソーウェーブでは、ひとつのコードに「公開用」と「非公開用」の2種類のデータが格納できる「SQRC*4」や、人の顔の特徴をQRコード化できる「顔認証SQRC」、自由なデザインを可能にした「フレームQR*5」などを開発しており、本人確認や偽造・情報改ざん防止、電子チケット生成などの分野に貢献しています。
これからもデンソーは、社会や産業の発展に貢献する革新的な技術開発を進めていきます。
■2023 IEEE Award受賞者(英語) https://corporate-awards.ieee.org/recipients/current-recipients/#recognition-awards
■これまでのIEEEコーポレートイノベーション賞 受賞者 (英語) https://www.ieee.org/content/dam/ieee-org/ieee/web/org/about/awards/recipients/corp-inn-rl.pdf
本リリースの詳細は下記をご参照ください。 https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2022/20221202-01/
概要:株式会社デンソー
詳細は https://www.denso.com/jp/ja/ をご覧ください。
トピック: Press release summary
Source: Denso
セクター: Automotive
https://www.acnnewswire.com
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