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東京, 2023年5月17日 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、当社)は、フュージョンエネルギー(※)分野で先進的な技術を有する京都フュージョニアリング株式会社(以下、同社)の第三者割当増資を引き受け、出資参画しましたので、お知らせ致します。
同社は、京都大学の長年に亘る核融合研究の成果に基づき2019年に設立された、核融合炉周辺およびプラントに必要な機器・システムの研究開発を担うプラントエンジニアリング企業です。当社は、同社が日本ならではの技術優位性に立脚したフュージョンエネルギーのサプライチェーン構築に取り組んでいる点と、優れた技術力を武器に全世界の核融合研究開発機関・企業を顧客に持つ点を高く評価し、出資参画を決めました。
フュージョンエネルギーは、発電の過程において二酸化炭素が発生せず、加えて燃料は海水中に豊富に存在し、ほぼ無尽蔵に生成可能であることから、脱炭素化とエネルギーの安定確保に貢献する次世代エネルギーとして世界的に注目されています。 日本国内では、今年4月14日に政府の統合イノベーション戦略推進会議が決定した「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」において、「フュージョンエネルギーの産業化」がビジョンとして掲げられており、その達成に向けて産学官が連携して取り組む必要性が謳われています。京都大学発のスタートアップである同社にはこの産学官の連携を牽引し、大きな役割を果たすことを期待しています。
当社は、2022年5月に策定・公表した中期経営戦略2024で『新産業創出/地域創生を通じた未来創造』を成長戦略の柱に掲げており、産学連携を強化しながら、事業を通じて社会課題の解決に挑む仕組み作りに注力しています。大学等の研究成果を活用した起業の増加は、社会課題の解決に加え、日本の技術力・産業競争力の向上につながると考えており、その取り組みのひとつとして、当社は4月13日に、京都大学の研究成果を活用した起業支援プログラム『京都大学・三菱商事Startup Catapult』の新設支援を発表致しました。
当社は、今回の出資参画を通じ、産学官の連携支援を強化すると共に、当社がもつネットワークや産業接地面を最大限活用することで、フュージョンエネルギーを活かしたカーボンニュートラル新産業の創出に取り組み、脱炭素化および日本を含む世界各国でのエネルギーの安定供給に貢献することを目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。 https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2023/html/0000051323.html
三菱商事について
三菱商事は、世界約90の国・地域に広がる拠点と約1700の連結事業会社と協働しながら、ビジネスを展開しております。天然ガス、総合素材、石油・化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループに産業DX部門を加えた体制で、幅広い産業を事業領域とし、未来を見据えた重要課題への取組みとして、デジタル化や低・脱炭素社会に対応したDX(デジタルトランスフォーメーション)とEX(エネルギートランスフォーメーション)を一体で推進して参ります。
トピック: Press release summary
Source: Mitsubishi Corporation
セクター: Daily Finance
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