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東京, 2025年3月25日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、このたび、一般社団法人科学技術と経済の会(JATES*)が主催する第 12 回技術経営・イノベーション大賞において、早期アルツハイマー病(早期 AD**)を適応とする、ヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体モノクローナル抗体「レケンビ®」(一般名:レカネマブ)が「内閣総理大臣賞」を受賞しましたのでお知らせします。
技術経営・イノベーション大賞は、世の中を変革するイノベーションを生み出した、優れた技術経営の事例を表彰し、広く世の中に紹介することで表彰対象が次世代の経営者・技術者へのモデルになることを目的に 2012 年に創設され、今年で 12 回目となります。今回の受賞は、「レケンビ」が「神経毒性の高い物質(異常なたんぱく質)に選択的に結合し除去することで AD進行を抑制する、「日本発」「世界初」の早期 AD に対する治療剤であり、世界中の企業や研究者が開発を諦める中、エーザイが長期間に渡り認知症研究をおこなってきた成果である。高齢化社会における認知症患者の増加は深刻であり、莫大な医療費や介護費、加えて介護者の負担等も大きく、これら課題に対する解決の一助として、社会的意義が極めて大きい」点が評価されました。
AD は進行性の重篤な疾患であり、当事者様だけでなく、ケアパートナー、そして社会にも大きな影響を及ぼすグローバルなヘルスケア課題です。当社は、企業理念である「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」のもと、当事者様とそのご家族に寄り添いながら、認知症領域における約 40年にわたる創薬活動に加えて、医療関係者をはじめ、学会、患者様団体、ケアセンター、健診企業、診断企業など、さまざまなステークホルダーズと協働し、AD の啓発、早期診断・治療の実現をめざす認知症エコシステムの構築を推進し、その難題にチャレンジしてきました。当社は、「レケンビ」をより多くの必要とする早期 AD 当事者様にお届けするとともに、認知症エコシステムの構築を加速させ、引き続き認知症の諸課題に対するポジティブなインパクトを創出してまいります。
「レケンビ」について、エーザイは、開発および薬事申請をグローバルに主導し、エーザイの最終意思決定権のもとで、エーザイとバイオジェン・インク社(米国)が共同商業化・共同販促を行います。
URL https://www.eisai.co.jp/news/2025/pdf/news202524pdf.pdf
トピック: Press release summary
Source: Eisai
セクター: BioTech
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